巨人・「増田陸株」急上昇の裏で追いこまれる「あの選手」とは
増田陸にとっても、めぐってきたチャンスを簡単に手放す気はない。18年ドラフト2位入団、今年で高卒4年目を迎える。ポスト坂本の最右翼として期待を集めてきたが、ここまで結果を残せていなかった。今シーズンは育成選手としてスタートし、3月に再び支配下を勝ち取っていた。「今年は本当に生きるか、死ぬかの戦いだと思っている」と強い意気込みを示していた。
そして、増田陸が一塁に定着すると、いよいよ立場が厳しくなるのは、中田、中島といったベテラン勢になる。特に中田は開幕戦こそ、「5番・一塁」で先発出場を果たしたものの、その後は調子を崩し、4月中に二軍落ちとなった。再昇格となった5月も、先の日本ハム戦では古巣相手にホームランを放つなど存在感を示したが、再び先発出場から外れている。
「中田の場合、守備力はあるが、勝負どころで弱いところがある。すでにこれまで何度もチャンスを与えているとあって、ここからは代打でも結果を重ねていくしかない」(同)
その中田はこの日の試合では3点を追う9回二死一塁に代打で出場。巨人ファンのボルテージは一気に上がったが、結果は遊ゴロに倒れ、試合終了となった。
一躍、激戦区となった一塁ポジションを奪うのは果たして誰になるのか。今後も注目のポジションとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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