冴えた佐々木朗希の“魔球” 極端な変化量と落差に米記者が仰天「思っている以上に厄介」「基本的に打てないボールだ」
佐々木の“魔球”がいかに際立っているかを深掘りする同記者は、この日の平均回転数が毎分わずか518回であると強調。「まるでナックルボールのようだ。ササキは回転を殺してしまう極端なスプリッターを投げている」と仰天した。
また、「落差はとんでもない」とも論じるアドラー記者は、こう続けている。
「極端に言えば、テーブルから物が落ちるような落差だ。彼の“スプリッター”は、ありとあらゆる角度から見てトップクラスだ。この火曜日に投げたスプリッターの落差の平均は43インチ(約109.2センチ)だった。これは昨シーズンにメジャーリーグで投げられたどのスプリッターよりも落差(41インチ=104.1センチ)が大きい」
米球界でも稀有な一球として声価を高める佐々木のフォーク。「この球種は非常に珍しい。どちらの方向にも曲がる可能性があるため、予測は不可能だ。地球上で最も厄介な球の一つに見える」と激賞される魔球は、シーズン中も強打者たちを翻弄しそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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