「ロッカールームで泣くべき」悔し涙の佐々木朗希に叱咤! 米殿堂入り左腕が向けた“エース論”「つらいし、見たくない」
「ロッカールームで泣くべきだ」
そう叱咤するのは、元ヤンキースの怪腕C.C.サバシア氏だ。
現役時代にはMLB通算251勝、3093奪三振をマークしたサバシア氏。今年1月に米野球殿堂入りを果たし、名実ともにレジェンドとなった名左腕は、米紙『USA Today』のポッドキャスト番組内で、佐々木について問われた際に「彼ほどの選手が、(メジャーの)キャリア2試合目のベンチで泣く姿を見るのはつらいし、見たくない」と指摘。威風堂々と振る舞うべきという“エース論”を語った。
「むしろ、彼がもっと上のレベルでそう振る舞うのを見たかった。感情を表に出すのは問題ないけど、せめてロッカールームでああいうことはやるべきだ。もしも、俺がドジャースにいたら、ササキが感情をあらわにするのを他のチームには見せたくないからね」
かくいうサバシア氏も、佐々木のポテンシャルには「あの腕には才能があるし、大丈夫だと思う」と太鼓判を押す一人だ。大成を願うからこそ、「泣くべきじゃない」と自覚を促した。
果たして、レジェンドからも金言を向けられた「怪物」は次回登板でいかなるパフォーマンスを見せるか。現地時間4月5日に予定されている敵地でのフィリーズ戦に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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