MLBでも際立つ異質さ 強打者揃うフィリーズ打線が慄いた佐々木朗希の“漫画のような魔球”「全くの別モノ。説明は難しい」
回転数が水準よりも少ない佐々木のスプリットは、打者にとって、漫画で描かれるようなスーッと浮いて落ちるように見えるのかもしれない。MLB通算1358安打を記録している好打者ターナーが「別モノ」と称えるのも納得である。
ただ、「最高の選手たちと対戦したい」と語るターナーは、こうも続けている。
「打席の中にいなければ、あのボールを説明するのは難しい。だが、僕らにとっては、すべての球種や形などを見るだけで、次回に向けて有利になる。僕はこうした選手たちと対戦したいんだ。それが自分を測る基準にもなるからね。最強の選手たちと戦うのは楽しいし、将来的にはササキもそのうちの一人になれると思う」
初勝利は掴めなかった佐々木だが、敵地で残したインパクトは絶大だったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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