“圧倒”できる球にするには…メジャー初勝利をつかめない佐々木朗希にド軍メディアが見解「まだまだ伸びしろがあるからだ」

メジャー初勝利をつかめない佐々木朗希にドジャース専門メディアが見解を述べた(C)Getty Images
ドジャースの佐々木朗希はまたもメジャー初勝利をつかめなかった。現地時間4月26日(日本時間27日)の本拠地でのパイレーツ戦に今季6度目の先発登板を果たし、6回途中93球5安打4奪三振3失点で降板。チームは4-4の同点で迎えた8回に4点を入れて8-4で勝利した。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Daily』はXでこの日の登板を振り返っている。「ロウキ・ササキはフォーシームで平均96.2マイル(154.8キロ)の球速を記録し、平均回転数は2140である。これらの数字はトップクラスではないので、メジャーリーグの打者を“圧倒”できる球にするには、正確な位置取り、動作、そして欺く技術が必要となるだろう」と見解を述べた。
また、「彼はスプリットを14球投げているが、ゾーン内に29%しか投げられておらず、空振り率は56%、スライダーを10球投げているが、ゾーンには30%、空振り率は50%だ」と指摘し、持ち味のスプリットを効果的に使えるようになることを期待していた。
別の投稿では「彼の速球がもっと爆発力を発揮し、スプリットとスライダーをもっとストライクに投げる世界があると思う。なぜなら、彼はチームに勝利のチャンスを与える先発登板をしており、まだまだ伸びしろがあるからだ」と期待を寄せ、次戦こそメジャー初勝利を願っているようだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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