“生命線”を粉砕された佐々木朗希は「異質な存在」 議論百出となった降板で米記者が呈した課題「新たな武器以外に解決策はない」

タグ: , , , 2025/5/11

ダイヤモンドバックス戦では生命線となった真っすぐを打ち砕かれた佐々木。(C)Getty Images

 不安定さを露呈する内容に波紋が広まった。野球ファンや識者の間で議論百出となったのは、現地時間5月9日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発した佐々木朗希(ドジャース)の投球内容だ。

【動画】佐々木朗希の真っすぐを逆方向へ…ダイヤモンドバックス戦での被弾シーン

 プロキャリア初の中5日でのマウンドで“らしさ”を欠いた。1点のリードをもらった直後の初回、一死無塁の局面で迎えたケテル・マルテに94.8マイル(約152.5キロ)の4シームを打たれてソロ本塁打を被弾。さらに2死二塁から対峙した5番エウヘニオ・スアレスにも右中間への2ランを浴びるなど3失点を喫した。

 その後、2回と3回はスコアボードにゼロを刻み、立ち直ったかに見えた佐々木。しかし、4回に先頭打者のスアレスに左翼線を破られる二塁打を打たれると、2つの内野ゴロで1失点。2アウト後には2つの四死球を与えてピンチを招くなど、ふたたび精彩を欠く。そして続く5回の先頭であったマルテに四球を出したところで降板を告げられた。

 投球の生命線と言える4シームでぐいぐいと押していく投球は鳴りを潜めた。実際、この日に最速97.5(約156.9キロ)を記録した佐々木の真っすぐは、ダイヤモンドバックス打線にことごとく捉えられた。マルテとスアレスに打たれた本塁打はいずれも4シームを完璧に粉砕されたものだった。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム