佐々木朗希のIL入り決定は「最悪のシナリオ」 “野戦病院化”したドジャース投手陣に米激震「もう投手がいない…」
不安の残るピッチングが続いていた佐々木。(C)Getty Images
気になるニュースが舞い込んだ。現地時間5月13日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は本拠地でのアスレチックス戦の試合前に、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』などの取材に対応し、佐々木朗希が右腕の痛みを訴えていると公表。その後、球団が故障者リスト(IL)入りを発表した。
【動画】佐々木朗希の真っすぐを逆方向へ…ダイヤモンドバックス戦での被弾シーン
ドジャースにとって「緊急事態」である。
今月9日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で、プロキャリア初となる中5日で先発マウンドに上がった佐々木は、5回途中5失点という低調なパフォーマンスに終始。4シームの平均球速が94.8マイル(152.5キロ)にまでダウンし、“球速減退”が問題視されていた。
そうした中では「やはり」と言うべきか、佐々木は利き腕の痛みを抱えていた。ロバーツ監督は、「精神的には問題なさそうだが、身体の状態としては少し腕に痛みがあった」と告白。「今はメジャーの打者を抑えるための登板間隔の管理など、複数の要素が関係している」とも続けた。
ドジャース投手陣はまさに火の車だ。というのも、すでにブレイク・スネルとタイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウ(マイナーでは実戦登板を消化済み)、ブレイク・トレイネンら13人が戦線を離脱中。山本由伸と佐々木、そして今季から実戦に復帰したばかりのダスティン・メイを軸としてきた先発ローテーションは駒不足となっている。






