球速減退のミステリーは解けるか 韓国人記者が指摘した佐々木朗希の“癖”「最も懸念した部分。耐えられるかは疑問だった」
韓国の日刊紙『朝鮮日報』のナ・ユリ記者は「球速低下のミステリーを抱えた佐々木はIL入りした」と伝えた記事内で、佐々木の抱える状況について「早くも不快感が生じている」とした。
同記者は、佐々木が自己ワーストとなる5失点で降板した9日のダイヤモンドバックス戦後に右腕の痛みを訴えたことを記した上で、「あの試合では、もはや正常な球威はなかった」と断言。そして、ロッテ時代から続く故障癖に疑問を呈している。
「佐々木は日本でも一度として規定投球回を満たしたシーズンはなかった。彼が最も多くのイニングを投げたのは、2022シーズンの129と1/3イニング。プロ入り以来初の10勝は収めた昨季も111イニングの消化にとどまった。佐々木はリーグ最高の速球を保有したが、耐久性が落ちるという評判が確かにあった。
メジャーリーグ挑戦を宣言した時も、世間が最も懸念していた部分はまさにこの部分だった。これまでも体力的な問題をずっと露呈してきた佐々木が、果たして、中5日の登板が基本となるメジャーリーグのやり方に耐えられるかどうかという疑問だった」
さらに日本国内で「驚くことはない」「日本でもこの繰り返しだった」という佐々木に対する反応が目立ったことを強調したナ・ユリ記者は「ドジャースは最大限に配慮をしていた」と指摘。ドジャースがタイラー・グラスノーやブレイク・スネルが故障離脱する前まで、中6日のローテションを構築した事実を論じた上で「アリゾナでの登板は佐々木にとって初めての中5日での登板だった。しかし、彼はすぐに故障してしまった」と伝えている。
期待の大物ルーキーに生じた緊急事態。ここからどうリセットをし、己を磨くのか。特大のポテンシャルを秘める佐々木の再起に注目が集まるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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