「チームを優先にすべき」佐々木朗希の“異変”になぜ気づけなかった? ド軍のIL入りを巡る連携に米疑問視「痛みを素直に話せばよかった」

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右肩の痛みで緊急離脱となった佐々木。(C)Getty Images

 日本時代にも抱えたことのある痛みだった。現地時間5月14日にドジャースの佐々木朗希が、米紙『Los Angeles Times』など複数メディアの取材に対応。右肩インピンジメントのため、15日間の負傷者リスト(IL)入りした背景を自ら語った。

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 ショッキングな発表がされたのは、この前日だった。球速低下などが指摘されていた佐々木についてドジャースはIL入りを決定。肩のこすれや挟まりこみなどが原因になると考えられる右肩インピンジメント症候群を患ったための離脱となった。

 普段と異なる環境による負荷がそうさせたのか。「去年の日本でのシーズン中も1回離脱してる時に似たような症状があって、その時の方が状態は悪かった」と言う佐々木曰く、5失点で降板した前回登板時には違和感を抱えていた。無論、だましだましの投球で通用するほど甘い世界ではない。平均速度が96.1マイル(約154.6キロ)にまで落ち込んだ怪腕の4シームが捉えられたのは必然だった。

 そんな23歳の苦境について「彼のこれまでの登板イニングや経歴を考えると、シーズンを通してずっと投げ切るというのは、現実的には難しいだろうと思っていた」と指摘するデーブ・ロバーツ監督は、「数週間からロウキは違和感を抱いていた」と赤裸々に明かしている。

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