阪神・近本、ヤクルト・村上新人王争いは?中日・根尾の出場により達成された1967年以来、2度目の快挙とは?

タグ: , 2019/10/1

新人王争いは?

 もっとも新人王争いという点では、資格を保持している2年目選手たちを推す声も多い。

 セ・リーグで近本と一騎打ちの様相を呈するのは高卒2年目のヤクルト・村上宗隆内野手。打率・231は規定打席到達者で最下位ながら、36本塁打、96打点と魅力の長打をアピールした。

 パ・リーグは一時期抑えも任されたソフトバンク・甲斐野が65試合で2勝5敗8セーブ、防御率・4・14とソフトバンクのブルペンを支えた。

 同期の中では、優勝した西武の松本の16試合で7勝4敗、防御率4・54や、楽天・辰己の124試合で打率・229、4本塁打、25打点、13盗塁を上回っている。

 ただこちらも、2年目のソフトバンク・高橋礼投手に勢いがある。23試合で12勝6敗、防御率3・34。レギュラーシーズン最終戦で6回を投げ、規定投球回ちょうどに乗せた。

 新人王争いという面では、高いレベルの争いになった今季。全員1年目からデビューした1年生たちが、文字通り「新人」としてタイトルに輝くのか。それとも2年目の飛躍を遂げた「先輩」が意地を示す格好となるのか。新人王は運動記者クラブ加盟で5年以上プロ野球担当をしている記者たちの、記者投票で決定される。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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