球宴で最速記録更新なるか⁉佐々木朗希のオールスター登板に注目が集まる理由
初選出された昨年の球宴は坊ちゃんスタジアム(松山)でで行われた第2戦に先発し、1回1失点。右手中指のまめがつぶれて戦線離脱し、その試合が約3週間ぶりの実戦復帰マウンドとなったが、23球を投げ、日本人球宴最速タイの162キロをマーク。2014年に記録した当時日本ハムの大谷翔平(現エンゼルス)に並んだ。
今季もまめの影響で5月に3週間以上も登板間隔を空けたことはあったが、今のところ問題はなく、防御率、奪三振でリーグトップをマーク。万全の状態で球宴を迎えることができそうだ。
他球団は高速フォークにも注目しているという。球界関係者は「前回のオリックス戦ではワンバウンドながら151キロのフォークも投げた。全力投球で投げられるオールスターではストレートだけでなく、フォークの球速もスコアラーの間では関心事になっている」とした。
プロ野球の打者も160キロ以上のストレートを打てたとしても、高速フォークの対応は難しいとされる。令和の怪物がオールスターゲームで投げる全てのスピードボールを見逃せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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