佐々木朗希に付きまとう「WBCの不安」 代表当落は吉井コーチにとって「究極の選択」に

タグ: , , , , , , 2022/11/12

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 日本球界の逸材がWBCの使用球にどれだけ対応できるか、が焦点だった。

 野球日本代表「侍ジャパン佐々木朗希投手が11月10日、オーストラリア戦に初先発。4回を4安打無失点と結果を残したものの、制球面に不安を残した。

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 滑りやすい特徴があるといわれるWBC球にてこずった。代名詞フォークがすっぽ抜け、マウンドで首をかしげる場面も。本来の軌道、落差にはほど遠く、奪った三振は2つだけ。最速159キロの直球も思うように生かせず「ボールがいつもと違ったので、探りながら、徐々に修正しながら投げました。抜けやすいので力を入れるタイミングだったりは工夫しました。試合途中で直球はだいぶ修正できたと思いますし、フォークも最後はだいぶ良かった」。毎回走者を背負いながらも崩れることなく、課題と向き合い、回を重ねるごとにアジャストしていった。

 それでもWBC球への適応見極めには、まだ時間がかかりそうだ。二人三脚で歩んできた吉井投手コーチ(ロッテ監督)は「本人の調子は今ひとつで、直球も変化球もおそらく5割くらいの仕上がり。まだまだ良くなる」と前向きにとらえたが、「一発合格」とはいえない内容だった。

 佐々木朗には、さまざまな「制約」がある。今シーズン、完全試合を達成した最速164キロ右腕だが、肉体が成長途上とあって、ロッテでは登板間隔の制限が設けられてきた。役割は先発の可能性が高いが、代表には山本(オリックス)、青柳(阪神)らコマが豊富。大谷らメジャー組も候補で、今回の強化試合で今永(DeNA)、戸郷(巨人)ら結果を出してアピールした投手も多い。少ない先発ローテ枠に食い込むための競争は激しい。

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