「ダルビッシュも大谷も持っている能力があった」165キロ右腕、佐々木朗希 吉井監督が指摘する「成長の原点」とは
また1年目は登板なしだったが、これも本来は交流戦明けのプロ初登板も計画していたが、コロナ禍もありコンディションを考慮して、結局は修正を強いられたものだったという。
一方で同対談に出演したヤクルトOBの五十嵐亮太氏から、佐々木朗の選手としての「凄まじさ」を問われた吉井氏は「20(歳)になる前から自分のことを分かっている」として、ともに日本ハム時代に指導したダルビッシュ有、大谷翔平に通じるものとして「自分を客観視する能力が高かった」とした。
育成プランに関しても「納得しないとやらない」「自分に合うかを判断してやる」と選択肢を自身で判断するクレバーさを若くして兼ね備えていたというのだ。
すでに「5年ぐらいのロングタームの計画は立てました」という吉井氏。今季でプロ4年目、この成長ぶりを見ると「次の5年」で果たしてどんな投手になるのか。今春のWBCで世界デビューも果たし、今や全米からも注目を集める存在となった。さらなる飛躍が今後も期待できそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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