言いたい放題の評論家にダルが「喝」!4失点デビューのロッテ佐々木朗希へネガティブ意見ガン無視のススメ
元巨人監督の堀内恒夫氏(スポーツ報知)はもっと手厳しい。「クイックモーションの練習に今すぐ取りかかりなさい。このままだと欠陥になる。首脳陣は徹底的に練習させるべき 。ストレートの球筋はきれいだが、スピンの利いた球ではないからファウルが多く、空振りが取れない」などと苦言を呈した。
評論はボールの質だけでなく、制球力、けん制、投球の間、マウンドさばき、守備など多岐に及び、あらゆる角度から佐々木のデビュー戦を分析し「丸裸」にした。
これに黙っていられなかったのが、パドレスのダルビッシュ有投手(32)だった。自身のブログで「試合後は色々な人が『ここが課題だ』『もっとこうするべきだ』なんて言ってるのを見かけましたが、そういう人の中で一体何人の人が19歳時点で佐々木投手より上だったんだろう。えー?って思ってしまいました!」とつづった。
さらに「日本中から注目されながら、150キロ超えをバンバン投げて西武打線相手に5回投げたことだけでも凄すぎます。これからも他人のネガティヴな言葉は基本無視して、ネガティヴさは自分自身で持ちながら成長していってほしいなぁと思います」とアドバイス。東北出身の純粋な若者が、すべての意見を素直に受け止めてしまう可能性を危惧したダル流のエールだった。
ダルビッシュの言葉には多くのファンが共感。「どこぞの評論家より1番説得力あるお言葉と思いました」などのコメントがSNSに寄せられた。
ビッグネームまで巻き込んだ「令和の怪物」デビューで見せた課題と大きな可能性。プロ野球にまた1つ、新たな楽しみが増えた。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
甲子園のスターに高すぎた「プロの壁」、活躍を見たかった高卒ドラフト1位の男たち
プロ野球ドラフト伝説 「外れ1位」から大化けした選手たち
巨人退団後に大化けした選手たち