ロッテの佐々木朗希がキャンプで順調に投げ込み 心配はWBCの後、NPB球へ感覚を戻す作業
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ロッテの佐々木朗希投手(21)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けて順調に調整中だ。沖縄県の石垣島でのキャンプ2日目にブルペン入りし、スライダー、フォークを交えて49球。4日の2度目のブルペンでは球数が63球に増えた。NPB公式球ではなく、大リーグと同じ仕様のWBC公式球で投げ込んでおり、スライダーについては新たな握りにもチャレンジしているという。
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報道によると、9日にシート打撃に登板予定。順調にいけば、15日に球団の2次キャンプ地でもある沖縄県糸満市の西崎球場で開催されるヤクルトとの練習試合で実戦初登板し、17日から宮崎市のサンマリンスタジアムで始まる侍ジャパンの強化合宿に合流する。
侍ジャパンの投手コーチを兼務するロッテの吉井理人監督(57)も主に先発投手候補に「侍のキャンプに入る前に2、3イニングを投げられる準備をしてほしい」と要請しており、通常のレギュラーシーズンよりも2週間ほど早い調整となっているが、佐々木朗はオフに入ってから詳細な練習スケジュールを自発的に立てており、調整も計画通りに進んでいる。
WBC球はNPB球と比べて革のなめしが違うことから滑りやすく、数グラムほど重いといわれ、微妙な違いが変化球の曲がりや制球に影響を及ぼすとされる。
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