阪神・岡田彰布監督「悪夢の再現」に嘆き ぼやきが止まらない「理由」

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 阪神岡田彰布監督(65)が5日、初カミナリだ。ほこ先が向けられたのは1軍宜野座キャンプで行われた非公開練習。報道陣をシャットアウトし、厳戒態勢の中、新しいサインを確認しつつ守備練習を行ったが連係ミスのオンパレードとなったという。これには「定期的ではなく毎日やらんとあかん!」とあきれ顔を見せた。

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 「目算」違いも怒りを増幅させた。すでに行っていると思われたこれらの練習は第2クール2日目にして初めてだったことも判明。今後も継続して取り組んでいくことをコーチ陣に指示した。

 阪神のチーム課題として5年連続リーグワーストを記録する失策数の多さもある。この点に関して「失策数の多さは気にしていない」と指揮官はきっぱり。チームが勝てないことでそこに目を向けられているとして、大事な場面でのミス撲滅を掲げている。

 ただ準備不足はいただけない。ミスが目立った昨季のチームでは、選手の故障を恐れるがあまり、試合前の守備練習に関してもトレーナー陣からストップが入ることもあったという。

 この点に関しては「守備が基本」という岡田監督になってから、大幅に変わりそうだ。昨季試合前のシートノックは移動日などコンディションを重視して行わない日もあったが、岡田体制になって「皆勤」となる見込み。キャンプ初日から「ただノックをするだけでは意味がない」と実戦のための練習を求めてきたとあって、今後も様々な方面に鋭い目を光らせそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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