佐々木朗希がブルペン投球を再開「令和の怪物」の選択は吉と出るか、それとも
佐々木朗が痛めた脇腹は右投手がよく痛める場所。万全の状態で復帰したいが…(C)Getty Images
左脇腹の肉離れで戦列を離脱していたロッテの佐々木朗希がブルペン投球を再開した。このまま順調に調整が進めば、9月中の一軍登板も見込め、短期決戦のクライマックスシリーズで救世主となる可能性もある。
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違和感を訴えたのは7月24日のソフトバンク戦だ。先発で6回を1失点、9奪三振と好投したが、試合中に左脇腹に痛みが走り、翌25日に千葉県内の病院で左内腹斜筋損傷で全治2か月と診断された。いわゆる肉離れだ。チームから出場選手登録の抹消手続きが取られ、療養に入ったが、投手が痛めやすい部位で治療が不完全な場合は再発も起きやすいという。
そのため大事を取ってこのまま戦列に復帰することなくシーズンを終える見方もあったが、予定よりも早い回復の兆しが見られ、8月中盤以降に立ち投げによるブルペン投球を実施した。
佐々木朗が一軍のラインアップから消えて以降、チームは苦戦を強いられ、29日の時点で12勝17敗1分けと大きく負けが込んでいる。自身も13試合で7勝2敗、防御率1・48、130奪三振。故障がなければ、最多奪三振など複数の投手タイトル獲得が有力視されていた。
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