故障していたロッテ・佐々木朗希が48日ぶりに先発登板 チームも「投げ抹消」の選択せずシーズン終盤もローテ継続へ
佐々木朗の次回登板には、17日か18日の西武戦が浮上している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
左脇腹の肉離れで戦列離脱していたロッテの佐々木朗希が9月10日にZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦に48日ぶりに復帰登板。先発で3回、45球を投げて2安打2奪三振1失点でストレートのMAXは161キロを計測した。これまで故障明けの復帰マウンドの後は肩や肘の負担を考慮して出場選手登録を抹消して再調整する「投げ抹消」をすることが多かったが、吉井理人監督は抹消せずに次回登板に備える決断を下した。
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出場選手登録を抹消すると再登録まで最短で10日間が必要だが、抹消をしなかったということは、10日未満の間隔を空けて投げることを想定していることを意味する。通常の先発ローテのように中6日、もしくは中7日で再登板する可能性もあり、次のマウンドは17日か18日の西武戦(ベルーナドーム)が浮上している。
佐々木朗は7月24日のソフトバンク戦で左脇腹に違和感を覚え、翌日の精密検査で「左内腹斜筋損傷」と診断された。復帰までは約2か月を要するとされていたが、8月下旬にブルペン投球を再開。医療サイドからも「完治」と告げられ、二軍戦のリハビリ登板をせぬままぶっつけ本番で一軍のマウンドに戻った。
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