佐々木朗希の前代未聞の宿題提示 米幹部を「こんな23歳はいない」と驚嘆させた要求の“意味”
異例の提示は、佐々木の自信とメジャーで成功したいという意欲の表れでもあるのだろう。そして何よりも長く調査を続け、「投手・佐々木」を理解していないと答えられない問いでもあった。ゆえに獲得に対する本気度を推し量るには最高の形でもあった。
今回の件の事情をまとめ、業界関係者たちのコメントを伝えた『ESPN』は、「投手・佐々木」に対する考えを次のようにまとめている。
「ササキは自信家であると同時に、自分のことを理解し、長期的な目線で物事を考える。成長できることを自覚し、素晴らしい選手になろうと、がむしゃらだ」
宿題を提示した8球団から選考を重ね、最終的に佐々木はドジャースを選択した。果たして、彼らの“答え”はどのようなものだったのか。それもまた興味深いところである。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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