因縁の対決再び、朗希の次戦はビッグボス打線 再び踏み台とするのか、奇策が待つのか
今季の佐々木の快進撃はビッグボス打線斬りから始まった。2月19日、キャンプ地のタピックスタジアム名護での練習試合。先発した佐々木は大船渡高3年時以来、自己最速タイの163kmを投げ、2回を2安打無失点に封じた。昨年は160km以上を投げることは一度もなかったが、かつての伝説が真実であることを証明してみせた。この今季初実戦での好発進から着実にステップを踏み、完全試合まで上り詰めた。
当時、抑え込まれた新庄監督は「まあ、球は速かったけど大丈夫じゃない?うちの選手なら、何回か見たら」と言ってのけたものだ。あれから1カ月半。20歳の若者は驚異の進化をみせ、話題を独占していたチームは低空飛行が続く。新旧主役交代へのまた次なる契機となるのか、それとも踏み台にして佐々木はさらなる高みへ上るのか。ただでは終わらない因縁の一戦が多くの注目を集めるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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