【ラグビー】藤田慶和が選ぶ「ジャッカルが半端ない選手ベスト3」とは?

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「ジャッカルの代名詞」

2人目に選ばれたのが元オーストラリア代表で、パナソニック ワイルドナイツに所属していたデービッド・ポーコック。

今年10月、現役引退を発表したポーコックだが、共にチームメイトとして戦った彼を、藤田はどうみているのか。

「世界で誰が1番ジャッカルが上手いかとラグビーをやっている人に聞いたら、多分間違いなくポーコックの名前が上がってくるのではと思うくらい、ジャッカルが凄いですし、『ジャッカルの代名詞』という選手です。
ジャッカルは、一緒にプレーして、テレビで見ているよりも凄みがわかりました。
1番印象的だったのが、彼が日本に初めてきた試合がホンダヒート戦で、『ポーコックってどのくらい凄いんだろう』ってディフェンスの時に見ていたんですけど、後ろから見ていて、ポーコックがラックに頭を突っ込むと必ずボールをとってくるんです。低い姿勢で背中が丸まらずにボールに絡みに行けるっていうのは、本当に凄いんだなと思います。
あとは、腕が凄く長いんです。だからこそ相手が遠くに置いたボールでも、しっかりと絡みに行けるんじゃないかなって思います。」

と、近くでみてきたからこそわかるポーコックの凄さを語る藤田。

さらに、ジャッカル以外にも彼の凄さを感じたという。

「一緒にプレーをしたり、トレーニングをする中で、こういう人がプロフェッショナルなんだなというのを凄く感じる選手です。
トレーニングも自分の体に合ったトレーニングをしていますし、試合が終わった後も、ベンチに帰ったらすぐオレンジジュースとバナナを食べていたり・・・。試合が終わった翌日、みんな休みなんですが、クラブハウスに1人で来て、ストレッチをずっとしていたり・・・。本当に自分の体と向き合っていて、グラウンドで最大限のパフォーマンスを出すためにやっている選手ですね。」

ラックができたら絶対そこにいる

そして3人目に選ばれたのは、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスに所属する金正奎。

「フランカーであんなに運動量が高くて、なんでも出来る選手って、なかなかいないと思うんですけど、運動量が多いので、ラックができたら絶対そこに正奎さんがいるんですよね、毎回。そこでの運動量+ジャッカル、オーバーといったラックでの仕事、その中でもジャッカルは本当にピカイチだと思います。
ボールを取ってくる回数も多いですし、人間的にも器の広い人なんです。みんなをまとめるだけでなく、一つの方向に向けてチームをもっていくというのが凄く上手い選手です。それが口だけではなく、ラック周り、タックル、そして特にジャッカルのところで体を張ってくれます。チームを、自分が体を張ることで引っ張れるますし、皆を自分の言葉で鼓舞することも出来る選手です。」

と、ジャッカルだけでなく高校時代、そしてシャイニングアークスでも主将を務めた経験のある金の人間性を評価。

さらに藤田は、

「正奎さん自身、体がめちゃくちゃ大きい訳ではないので、体が大きくはないけどジャッカルは上手くなりたいと思っている子供たちは、正奎さんのプレーを参考にしてコツを掴んでいけば、必ずジャッカルが上手くなると思っています。」

と、子供たちに向けメッセージを送った。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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