【7人制ラグビー】予選リーグ敗退の日本。それでも「想いを届けたい人たち」のため、最後まで駆け抜ける
普段であれば、スタジアムいっぱいに埋め尽くされた観客が、一つ一つのプレーに大いなる盛り上がりをみせ熱狂するラグビー。だが新型コロナウイルスの影響で、今大会は無観客で行われている。
それでも、「自分たちのプレーを通して、見ている人に勇気や感動を与えたい」。そう語るのは今回悲願の代表選出となった、藤田慶和。
その藤田には、沢山の人の中でも、特に画面を通して想いを伝えたい人たちがいるという。
「いつもトライを決めた後に、ハートポーズやシーサーポーズをやっています。ハートは、東日本大震災があって、復興のために少しでも勇気づけたいという意味合いもありますし、シーサーに関しては、ずっと合宿をやっていた読谷村のラグビー チームの方から、「幸せを取り入れて逃さない」といった意味合いがあると教えていただき、やっています。こういったポーズを通して色々な人に喜んでもらえたらと。そのためにいい形でトライを取れたらいいなと思います」
今大会、目標としていたメダル獲得は叶わなかった。それでも、応援してくれている人たち、想いを届けたい人たちのため、最後の一戦まで駆け抜ける。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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