「前回大会の輝きを垣間見せた」サモア撃破の日本代表を英称賛!「野心と滑らかさを取り戻しつつある」【ラグビーW杯】
ラブスカフニのトライで先制した日本は、しっかりとリードをキープしてサモアに勝ち切った(C)Getty Images
2大会連続の1次リーグ突破に王手だ。
現地9月28日、ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会のプールD・第3戦がトゥールーズで行なわれ、日本代表(世界ランク13位)は格上のサモア代表(同12位)に28-22で勝利。これで2勝1敗としたチームは、イングランド代表(同6位)に次ぐプールDの暫定2位となり、2019年の日本大会に続く8強入りへ大きく前進している。
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チリ(同22位)との初戦を快勝しながらも、イングランドとの第2戦で敗北を喫していた日本代表。1勝1敗同士の大一番となった今回のサモア戦では、前半にピーター・ラブスカフニ、リーチ・マイケルがトライを奪い、17-8で試合を折り返すと、後半も勢いが止まらず。姫野和樹のトライ、松田力也のPGなどで加点し、相手の反撃を跳ね除けた。
試合後、日本代表の戦いぶりに賛辞を送っているのは、英紙『Daily Mail』だ。この結果によってイングランド代表の8強入りが決まったことを伝えつつ、記事内では、「今大会で勢いに欠けていた日本代表だが、失われていた野心と滑らかさを取り戻しつつあるようだ」と報じ、サモア戦での見事なパフォーマンスを高く評価している。