「僕は一生引きずる」痛恨の退場となったNZ代表の闘将ケーンが漏らした悔い「チームを誇りに思うからつらい」【ラグビーW杯】
「この大会で2か月を過ごしてきたから、頭部付近(タックルなど)には何かしらの結果があるのは分かっていた。判定が正しいか、間違っているかをこの場で話すつもりはない。もう変わらないことでもある。ただ、残念ながら、僕は一生引きずることになるだろう」
悔恨の念を口にした闘将は、「今はとても傷ついている」とも吐露。そのうえで「自分の感情を説明する言葉を見つけるのは難しい。とてもつらいと感じると同時に、チームが反撃したことを誇りに思うからだ。だから余計につらいんだ」と南アフリカとの激闘を演じたチームを称えた。
「この試合は本当に勝つチャンスがあったと思う。その事実がグループの良さを物語っていると思う。彼らはオールブラックスのためにプレーし、ニュージーランドを誇りに思うことをとても大切にする素晴らしい集団だった」
最後も「つらいよ」と漏らしたケーン。チームをファイナルまで力強く支えてきただけに、悔やんでも悔やみきれないプレーとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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