体重超過に続く、薬物違反で“永久追放”の可能性も 問題児ガルシアに豪元世界王者は怒り「最悪の犯罪行為だ」
ただ、VADAの声明も出されたことで、ガルシアに対するハレーションは広まっている。
ボクシング界で「皇帝」の異名を持つ元世界ライト級3団体統一王者のジョージ・カンボソスJr.(豪州)は、米ボクシング専門メディア『Fight Hype』のショーン・ジッテル記者のYouTubeチャンネルで「3ポンドも重い体重でやってきた時点であらゆるアドバンテージがある。さらに陽性反応が真実であるなら、より悪い印象を与える。最悪の行為だ」と断言。そして、こう怒りを露わにしている。
「俺は戦士だ。だから常にやるか、やられるかの覚悟はしている。だが、そこに不正な強化が加わると、ボクシングに対する印象も悪くなる。命を賭けるファイターからすると、それは犯罪行為だ。悪質で、最低なんだ」
今後、ガルシアに対していかなる処分が下されるかは定かになっていない。一部では永久追放の可能性も囁かれている25歳の動静は不透明なままだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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