DeNA・宮國 4年ぶり復活勝利の陰に「内海塾」の教え

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 先月30日に支配下登録されたばかりのDeNA・宮國椋丞投手(29)が7日の巨人戦に先発。古巣相手に5回を投げ7安打2奪三振2失点で2017年7月12日のヤクルト戦(東京ドーム)以来、4年ぶりの勝利をつかんだ。

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 ゲームセットの瞬間に三浦大輔監督とがっちり握手。目にはうっすらと涙が浮かんでいた。4年ぶりの勝利。ジャイアンツオレンジから、DeNAブルーへ、ユニホームの色は変わりながらも必死に腕を振った。

 最速147キロの直球を内角にしっかり投げ込む一方でスライダー、シュートを低めに制球。丁寧に投げ、強打者揃いの巨人に仕事をさせなかった。投げ合いの相手は自主トレも共に行った親交の深い菅野、ただこの日は先にマウンドを降りるつもりはなかった。立ち上がりに苦しみ2失点したものの、その後は落ち着きを取り戻しスコアボードに0を重ねた。懸命な宮國を打線も援護する。5回に猛攻で7点を奪い、移籍後初勝利をプレゼントした。

 ヒーローインタビューに立った宮國は「素直に嬉しいです。信じられない気持ちです」と声をふるわせた。古巣の巨人相手「意識しないといったら嘘になりますけど、チームのために腕を振りました!」と声を張り上げた。





 2010年ドラフト2位で巨人に入団。その後、13年には開幕投手を務めるなど活躍を期待されるも、昨年、巨人を戦力外となった。12球団合同トライアウトを受験し自主トレをしながらオファーを待ち、3月にようやくDeNAと育成契約を結んだ。その後、ファームで20試合に登板。状態の良さを見込んで、三浦監督に巨人戦初戦に抜擢された。

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