侍ジャパン監督騒動はなぜ起こるのか ”ビッグネーム”重視の人選に疑問の声も
とはいえ、イチロー、松井秀喜、松坂大輔、上原浩治の4氏は、プロチームでの監督経験がない。工藤氏はソフトバンク指揮官として確かな実績を残したが、高橋、井口両氏は巨人とロッテを率いて優勝することはできなかった。何をどう評価してこれらビッグネームの名前がそろったのか、多くのファンが疑問の声を投げかけていた。
侍ジャパンとなれば集まる選手たちもビッグネームぞろい。そんな選手たちを率いるには、確かにビッグネームの指揮官が座りはいい。だが、果たしてそれが正解なのだろうか。
今回就任する井端弘和氏は歴代監督と比べれば名前の点で地味かもしれない。それでも代表コーチは2017年から長く歴任しており、指導力や卓越した戦術眼は評価が高い。火中の栗を拾う格好となるが、これまでの代表監督像を覆すような活躍をみせてほしい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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