「国際試合では有効なストレートになる」2026WBCの秘密兵器となるか 球界レジェンドOBが"国際大会向き"と絶賛した侍30歳 160キロ右腕の存在感【侍ジャパン】
直球は150キロ超をマークしながら、微妙に変化する球には試合解説を務めた古田敦也氏も「いわゆる、汚いまっすぐというやつですね」と150キロを超えながら、手元で変化するとあって、相手打者も攻略に苦戦するという見方を示した。
これには米メジャーも挑戦し、解説を務めた和田毅氏も「僕も(こういった直球を)投げたかったです」と称賛の言葉が続いた。
同試合で解説を務め、試合後に自身がスポーツキャスターを務める「報道ステーション」(テレビ朝日系列)に生出演した松坂大輔氏も3番手で登板した齋藤について「あのストレートは魅力」としながら、「適度に荒れる、動くのは打つのが難しい。国際試合では有効なストレートになると見ていた」とコメント。
齋藤は社会人ホンダから2018年ドラフト4位で阪神入団。22年オフに交換トレードで日本ハムへ移籍。移籍初年度の23年2月の紅白戦で右ひざを負傷。右ひざ前十字じん帯断裂の重傷で再建手術を受け、過酷なリハビリを乗り越えてきたことでも知られる。
それでも昨季はキャリアハイの25試合に登板、1勝1敗5ホールド、1セーブ、防御率1.71、昨年9月23日の西武戦(ベルーナドーム)では自己最速の160キロをマークしていた。
果たしてこの2試合の成果を侍ジャパンの首脳陣がいかに大会連覇がかかる来年度のWBCに結び付けていくか。それぞれの選手の今シーズンのパフォーマンスも注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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