「世界中がオオタニを目撃した」敗れたアメリカ監督が笑顔すら浮かべられていたワケとは?「今夜は野球界の勝利だ」
だが、この日のアメリカチームはWBCの優勝候補として熱狂的に迎え入れられた。日本との熱戦に駆け付けたファンも多く、スタジアムに響き渡る「USAコール」は選手たちを力強く後押しした。世間の風向きが変わったことを指揮官は肌で感じたからこそ、自軍の選手たちに「本当によくやってくれた。チームはがっかりしている部分もあるが、このチームが一緒にここまでやってきたことを非常に誇りに思っている」と賛辞を送ったのだ。
ちなみに、大谷についても「彼に持て余すようなシーンというのはないということに、最も驚いた。マクニールに四球を与えても全く動じず、ベッツ相手にもひるんでいなかった。MVPの選手と対峙しようが、関係ない。彼はスポーツ界のユニコーンだ。ほかの選手もオオタニのように(二刀流に)挑むかもしれない。だが、彼のようなレベルまで達するのは本当に困難だろう」とも称えた。
最後に、『MARCA』はこのように締めくくっている。
「世界が正しい環境でこのスポーツの魔法を目撃した。2023年のWBCは史上最高の大会のひとつとして記録されることだろう」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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