佐々木朗希が本調子ではない復帰戦でも示したポテンシャルの高さ、最後に大台160キロをマークの凄みとは
今季の佐々木は5月28日のソフトバンク戦で4勝目を上げた後、右上肢の回復が遅れているとして一度出場選手登録を抹消された。6月8日の広島戦で復帰して5勝目を手にしたが、その5日後に再び右上肢のコンディション不良を理由に登録抹消。一度ノースローとし、打者相手の実戦形式の投球練習などを経て、2軍戦などでの調整登板を挟まずに1軍に復帰してきた。
この日の投球も、本調子とはいえない中、実際に球数を重ねていく中で、状態を上げてみせた。ネット裏にはドジャース含めメジャー10球団のスカウトが集結したことも伝えられた。まだエンジン全開の本来の投球ではなくても、ギアを上げれば、160キロをマークするところに令和の怪物の凄みがある。
160キロの大台はまだ1球にとどまったが、以前のように160キロ台を連発する支配的な投球を取り戻すためへ、大事なステップとなる登板になった。今後の登板内容にも引き続き、注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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