Bリーグ、CS進出争い加熱 三河が富山に直接対決2連勝で形勢逆転
1Q 富山23–24三河
出だしから激しいシーソーゲームに
スターティング5は、#3ミークス、#5バッツ、#11 熊谷、#14金丸、#30岡田。
三河が#30岡田の1on1、#14金丸のミドルシュートやゴール下の合わせで先行すると、富山は#34スミスのパワーアタックや#11宇都、#6船生のドライブで追いついて、互角の打ち合いが続く。残り4分に富山#9水戸の得点で逆転を許すも、#11熊谷が力強いボールプッシュからフリースローで同点にし、チームにエナジーを与える。その後は終盤までリードチェンジを繰り返す接戦となったが、#14金丸がステップバックからジャンプシュートを決めて、わずかに1点リードして最初の10分を終えた。
2Q 富山37–45三河 (富山14–21三河)
金丸 前半20得点で牽引。個人通算300回3Pを達成
スタートは、#4狩俣、#5バッツ、#14金丸、#30岡田、#32桜木。
富山#25葛原の3Pシュートで逆転されるも、すぐに#14金丸が反転してフェイダウェイ、バスケットカウントの連続得点でリードを奪い返す。#4狩俣、#24加藤がハードなディフェンスで富山の勢いを削ぐと、#32桜木を起点に多彩なオフェンスを展開。#5バッツがゴール下、#32桜木のポストアップ、#14金丸がタフシュートをねじ込んで点差を広げる。残り1分には#14金丸が20得点目となる3Pシュートを射抜いて、B1個人通算3Pシュート300回を達成した。
3Q 富山59–72三河 (富山22–27三河)
森川 覚醒 確率80%で12得点
スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#9森川、#11 熊谷、#30岡田。
#11熊谷の中央を切り裂くドライブで口火を切ると、#11熊谷のドライブから#9森川が3Pシュートを沈め、#3ミークスのリバウンド、#30岡田のアタックで突き放す。
富山は#0ライオンズが孤軍奮闘するも、#30岡田の3Pシュート、#9森川がドライブで切り込んでバスケットカウントを連続でもぎ取り17点差とする。富山#25葛原のバスケットカウントなどで10点差に迫られるも、#9森川が3Pシュート、#32桜木のバスケットカウントで突き放して優位を保つ。
4Q 富山77–96三河 (富山18–24三河)
桜木がタクトを振るい、三河らしいバスケで快勝
スタートは、#3ミークス、#9森川、#11熊谷、#24加藤、#32桜木。
#32桜木がポストからフリーになった選手を見逃さずに的確なパスを送り、#24加藤のミドルシュート、#9森川のカットイン、#11熊谷、#9森川の3Pシュートと次々とシュートを沈め、残り4分には#24加藤のミドルシュートで20点のリードを築く。3Qに続き「ゾーン」に入った#9森川が連続得点、さらに#24加藤のミドルシュートをアシストし、富山に付け入る隙を与えない。
#9森川はこのQも9点を積み上げゲームハイの21得点をマーク。#32桜木が計9アシストでゲームコントロールし、全員が最後まで集中力の高いディフェンスを継続。全てのQで富山を上回り、大一番を全員バスケで勝利した。