B1リーグ・シーホース三河、2020ラストゲームを勝利し、西地区1位を堅守。流れを変え、キャリアハイ20得点の長野の活躍光る
3Q 三河 70–60 宇都宮(三河 19–25 宇都宮)
1点差に迫られるも、長野が流れを変える
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
宇都宮は#22ロシターを起点にオフェンスを展開。#40スコットらの得点で猛反撃し、残り4分、#4ギブスの得点で1点差まで追い上げられる。
宇都宮に傾いた流れを引き戻したのは、#7長野のアグレッシブだった。得意のフローターで連続得点を挙げてリードを保つと、#15根来の3Pシュートをお膳立て。さらに#21ウィティングトンのディフェンスリバウンドから一気にオフェンスに転じてバスケットカウントをもぎ取ると、#7長野のスティールから#21ウィティングトンが3Pシュートを決めて、10点リードで最終Qへ。
4Q 三河 90–70 宇都宮(三河 20–10 宇都宮)
20点差で快勝、西地区首位を堅守して2020年を締めくくる
スタートは、#3柏木、#5コリンズワース、#14金丸、#15根来、#54ガードナー。
#54ガードナーのローポストアタックを起点にオフェンスを展開。#54ガードナーのフリースロー、リバウンドなどで得点を重ねる。
宇都宮は3Pシュートで打開を図ろうとするが、粘り強いディフェンスでタフショットを打たせてはディフェンスリバウンドを奪う好循環を生み出し、反撃の糸口を与えない。
時計をしっかりと進めながら、#5コリンズワースの連続得点、残り2分#7長野のアタックでリードを20点に乗せてほぼ勝利を手中に収めると、最後は#7長野がキャリアハイとなる3Pシュートを沈めて、2020年を締めくくった。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
最初からエナジーを出して、トータル的には良いディフェンスができたと思っています。その分オフェンスも良い感じでファストブレイクも出ましたし、シュートも入りました。今日は最高のカタチができたんではないかなと思います。
宇都宮さんは非常にディフェンスのいいチームで、リーグで一番のディフェンスをするチームだと思います。そのチームからハイスコアで90点取れたということは、選手たちにも自信になったのかなと思います。
宇都宮ブレックス 安齋竜三ヘッドコーチ 試合後コメント
前半から三河さんの良い部分を出されて、自分たちのディフェンスの絞る部分がしっかりできていない時間があって、50失点ぐらいしてしまいました。
後半の出だしはしっかり頑張ってできたんですけど、それを20分間続けられなかったことが敗因だと思います。
交代だったり、タイムアウト開けのターンオーバーとかっていうところは、僕に責任があると思っているので、そこはしっかり学んで次の名古屋D戦に準備したいと思います。