B1リーグ・シーホース三河、2020ラストゲームを勝利し、西地区1位を堅守。流れを変え、キャリアハイ20得点の長野の活躍光る

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 宇都宮ブレックスをホーム・ウィングアリーナ刈谷に迎えたシーホース三河。

12月26日(土)のGAME1。三河は、1Qから宇都宮にリードを許し猛追するも6点差で敗れた。翌12月27日(日)のGAME2。1Qは、両チーム必死のディフェンスで点差が開かず、三河1点リードで終える。2Qは、金丸晃輔と長野誠史を中心に得点を重ね、宇都宮を一気引き離し16点差で後半戦へ。一時は1点差まで追い上げらえるも、最終Qで突き放した三河、20点差をつけて2020ラストゲームを白星で飾った。長野は、キャリアハイとなる20得点5アシスト4スティールと活躍を見せた。

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―試合結果―
2020年12月26日(土)
三河 ● 82 ―88 ◯ 宇都宮
(三河通算成績17勝7敗)

1Q 三河 14–24 宇都宮


宇都宮の堅守に出鼻をくじかれ、最大16点のビハインド

スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりから宇都宮の徹底したディフェンスに苦しめられる。#5コリンズワースがインサイドアタック、#14金丸、#1川村がアウトサイドからこじ開けようとするもシュートがリングに嫌われ、10-0と走られる。
開始3分半に#5コリンズワースがスティールから走ってようやく初得点を挙げ、#32シェーファーのリバウンド、バスケットカウントの連続得点で喰らいつくも、宇都宮#13渡邉、#4ギブスに立て続けに3Pシュートを浴びて、残り2分、8-24と点差を16点に広げられてしまう。
オフェンスに焦りが見られる中、ベテランの#3柏木がゲームを落ち着かせると、自らアタックで得点、さらにスティールから#8高橋のコーナーミドルをアシストする。#8高橋と#21ウィティングトンの2メンゲームで10点差に追い上げて、最初の10分を終えた。

2Q 三河 33–40 宇都宮(三河 19–16 宇都宮)

シェーファーのダンクで逆転も、再び突き放される

スタートは、#3柏木、#7長野、#8高橋、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
ディフェンスの強度を上げて、宇都宮の得点を止めると、オフェンスにも徐々にリズムが生まれはじめる。速いパス回しで揺さぶり#8高橋がコーナーミドルを射抜き、#54ガードナーのゴール下、#7長野の3Pシュートで4点差に迫ってオフィシャルタイムアウトを迎える。
その後は一進一退の打ち合いに。#21ウィティングトンの3Pシュート、#14金丸のカットイン、#5コリンズワースのファストブレイクで1点差に迫り、残り1分半にファストブレイクから#32シェーファーがダンクを叩き込んで逆転。しかしすぐに宇都宮に反撃されて、三河 33–40 宇都宮で試合を折り返す。

3Q 三河 55–69 宇都宮(三河 22–29 宇都宮)

宇都宮のインサイドアタックを止められず、再び二桁点差に

スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#32シェーファーの3Pシュートで先手を取り、アーリーオフェンスから#54ガードナー、#5コリンズワースが得点して接戦に持ち込むも、宇都宮#5ピーク、#40スコットのインサイドアタックに苦戦して少しずつ点差が開きはじめる。#1川村、#3柏木が中外からスコアして持ち堪えるも、14点のビハインドで最終Qを迎える。





4Q 三河 82–88 宇都宮(三河 27–19 宇都宮)

ガードナー 17得点で猛追も届かず、6点差で惜敗

スタートは、#1川村、#3柏木、#7長野、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
#7長野のフローター、#54ガードナーのバスケットカウント、#21ウィティングトンで追撃するが、その度に宇都宮に返上される我慢の時間が続く。
66-83で迎えたオフィシャルタイムアウト明け、#3柏木がパスフェイクからレイアップ、#54ガードナーがパワーで押しこんで連続得点を挙げ、宇都宮の背中が見えはじめる。
残り1分#54ガードナーの3Pシュートで一桁点差に。#21ウィティングトンのリバウンド、#54ガードナーのフリースローで詰め寄るも、最終スコア 三河 82–88 宇都宮で振り切られた。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

今日は出だしが受けてしまったというか、オフェンスが焦っていたというか、ボールが止まってしまったところがありました。
前半なんとか粘って後半につなげることができ、後半はいいところまでいったんですが、オフェンスで焦って、いつもやらないようなシュートを量産してしまったことが残念です。
ただ、第4Qの終わり方がディフェンスから走ることができ、宇都宮さんの得意なセカンドショット、トランジションを、ちょっとだけでも上回ることができました。
しっかりもう1回我慢して、ディフェンスをオフェンスに繋げることができるように明日は頑張りたいと思います。

宇都宮ブレックス 安齋竜三ヘッドコーチ 試合後コメント

出だしから準備していたディフェンスを選手たちが遂行してくれて、自分たちの流れになりました。
ターンオーバーだったり、自分たちのミスから相手に流れを持っていかれるところだったり、最後のゲームの終わり方だったりというところは、もっとしっかり詰めていかないと今後いけないなと思います。
明日はまた違う展開になると思うので、明日のためにしっかり準備したいと思います。

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