B1リーグ・三河、ローレンスⅡが22得点と奮闘も敗戦。CS進出を逃す

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3Q 三河 55–62 川崎(三河 20–28 川崎)

追い上げては突き放され、7点差で最終Qへ

スタートは、#3柏木、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

川崎は#22ファジーカスの連続得点、#0藤井のファストブレイクで突き放しにかかるが、#54ガードナーのフリースロー、#18角野の3Pシュートで40-40と追いつく。しかし川崎#22ファジーカス、#0藤井の得点で引き離されてリードを奪うことができない。

#9ローレンス Ⅱと#54ガードナーのコンビプレーから3連続で得点。#7長野のリバウンドから#9ローレンス Ⅱのファストブレイクで加点し、残り2分に4点差まで追い上げる。

川崎#0藤井、#23ジャニングに連続でアウトサイドシュートを決められて52-62と再びリードを二桁に広げられるが、#14ユトフの3Pシュートのブザービーターで7点差に追い上げて最終Qを迎える。

4Q 三河 76–91 川崎(三河 21–29 川崎)


最後まで全力を尽くすも、CS進出叶わず

スタートは、#7長野、#14ユトフ、#18角野、#19西田、#54ガードナー。

#14ユトフのリバウンド、#54ガードナーのアタックで好スタートを切るが、川崎#22ファジーカスの連続得点などにそれ以上のペースで得点され、点差を縮めることができない。

アウトサイドシュートの当たりがこない我慢の時間が続き、川崎#0藤井のスティールから#34アギラールに決められ11点のビハインドを背負う。

それでも#7長野の連続3Pシュートで反撃するが、すぐに川崎#0藤井に決め返され、二桁ビハインドのまま終盤に突入する。

劣勢を強いられる中、最後まで必死にスティールを狙うハードなディフェンスを続け、#18角野、#19西田が果敢にリングアタックしたが、点差を詰められず、76–91で敗戦。秋田が勝利したため、CS出場を逃した。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

選手たちは昨日ダメだったところを修正して、しっかり遂行してくれて競ったゲームになりました。

ただ、勝負どころで藤井選手の個人技にやられ過ぎてしまいました。ディフェンスもしっかりついているんですけど、フェイダウェイのシュートはどうしようもならない状態でした。そういうところは力の差ですし、負けは負けだと思います。

一年を通して、ベテランのスター選手、金丸選手や川村選手が抜けて今年はダメだろうと予想されていたチームが、若い選手が本当に一所懸命頑張って成長してくれて、チャンピオンシップ争いができる昨年と同じくらいのレベルまで来てくれたので、次に繋がるなと思います。

また違う意味で、怪我・人数が足りないだとか、コロナなど今までにない苦しいシーズンでした。ファンの皆さんが、アウェーにも応援に来てくれて、声をかけて励ましてくれて、その言葉が私にとっては一年間モチベーションになりました。

メディアの方にも「選手が大幅に代わったのに、若い選手が伸びているね」とたくさん声かけいただいて、もっともっと彼らが育つ環境を作らなければと考えていました。ファンの皆さん、メディアの皆さん、チーム・スタッフ全員に感謝する一年でした。

川崎さんはバスケットのスタイル・選手層ともに、特に外国籍選手を含めたビッグラインナップなど、日本の中で一番強いと私は思っているので、(CS)優勝候補の筆頭だと思います。ぜひ頑張っていただきたいです。

川崎ブレイブサンダース 佐藤賢次ヘッドコーチ 試合後コメント

地区優勝の可能性がある中で、今日の勝利のために最善を尽くして戦おうと選手たちと共有しました。

テーマとしては、昨日、17オフェンスリバウンドを許しているということで、チャンピオンシップでは絶対にポゼッションゲームになって、リバウンド・ルーズボールの勝負がシンプルに大事なので、チームとしてやりきりましょうというものでした。

前半は三河さんの勢いが本当にすごくて、何本も取られてしまう・取ったと思っても引っ掛けられてしまうというシーンがたくさんありました。ハーフタイムに、ここで修正しないとチームとして成長できないよという話をして、後半はしっかりアジャストしてファイトしてくれたと思います。

ただ、そういった点が出てしまうということはチームとしての反省点なので、そこはチャンピオンシップまでにもっともっと質を上げてメンタル的なところも上げて最高の状態で来週戦いたいと思います。

今日はこのウィングアリーナ刈谷の雰囲気がすごくて飲まれてしまうかと思ったので、改めて三河のファンの皆さま、選手スタッフの皆さんの思いを感じました。その思いを背負って、チャンピオンシップは皆さんの分まで最善を尽くしたいと思います。





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