B1リーグがいよいよ開幕!シーホース三河はリッチマンHC新体制で島根から今季初勝利を奪う
3Q 島根 56–63 三河 (島根 18–11 三河)
粘り強いディフェンスで我慢し、7点リードで最終Qへ
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#18角野、#43イ、#54ガードナー。
島根#3安藤のミドルシュート、#4ケイの連続得点で、開始2分に7点差まで追い上げを許すが、ファストブレイクから#0オーガストが決めて島根の勢いを断ち切る。
アウトサイドシュートが決まらない苦しい時間帯も、#0オーガスト、#54ガードナーがオフェンスリバウンドで粘って二桁リードをキープする。
島根#3安藤が3Pシュート、バスケットカウントの連続得点で点差を一桁に戻されるが、#0オーガストのカットインで踏みとどまる。両者集中したディフェンスでスコアが動かない時間が続くも、残り1分から島根#12マーティンのリバウンド、#15白濱のボーナススローで56-63と詰められて最終Qへ突入した。
4Q 島根 74–80 三河 (島根 18–17 三河)
島根の猛追をしのぎ切り、リッチマンHC体制初勝利!
スタートは、#1中村、#11久保田、#10レイマン、#27石井、#54ガードナー。
#1中村のドライブで先制。#54ガードナーの連続3Pシュートでリードを13点に広げる。
足を使ったディフェンスで島根のオフェンスを停滞させ、#0オーガストがリング下での争いで獲得したフリースローを2本とも決めて15点のリードでオフィシャルタイムアウトへ入った。
島根は#4ケイ、#3安藤を中心に反撃のギアを上げるが、#43イがミドルシュートを沈め、#10レイマンと#0オーガストのコンビプレーで対抗する。その後もホームの大声援を受けた島根の猛追に合うも、#27石井がリバウンドでファイトするなど最後までディフェンスの集中力を切らさず、74-80で逃げ切り。リッチマンHC体制初勝利を挙げた。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
-今日の試合を振り返って
今日の試合に臨むにあたって選手たちに2つのカイゼン点を伝えました。
まずは昨日スタートの部分で苦しみましたのでその部分と、もう一つはリバウンド。
その二点をしっかり選手がやってくれたと思います。
アウェーの中で強豪チームに勝つということはやはり簡単なことではありませんが、コートに立った選手全員が40分間ハードにプレーし続けてくれたことが結果につながったと思います。
もちろんこれから向上しなければいけない部分も多々見られましたが、全体的に見れば選手それぞれが昨日の敗戦から学んで、責任を果たし切ってくれたので、改めて選手たちを誇りに思う試合でした。
-#0 オーガスト選手のパフォーマンスが素晴らしかったと思いますがその要因を教えてください
その通りですね。ほぼ完璧と言っていい出来だったのではないでしょうか。
13本のシュートで23得点、という部分もそうですし12リバウンドのうちの7本がオフェンスリバウンドで、自分たちの攻撃回数を増やしてくれたという意味でも素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。
それこそが彼が三河というチームでプレーする理由だと思います。
それだけではなくチームにエナジーをもたらし、またピックアンドロールのディフェンスでも活躍してくれました。
それらが彼に求めているものでもありますから、さらに続けていってくれたらと思います。
この場でもファン・ブースターの方にメッセージを伝えさせていただきたいです。
アウェーにも関わらず多くのファンの方々が来てくださって本当に感動し、皆さまのサポートというものを感じることができました。
自分が言い続けている「特別な何かを作り上げよう」ということに手を貸してくれていると思いました。
選手もスタッフも本当に頑張っていますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
改めて今日は遠いアウェーの地まで来ていただき本当にありがとうございます。
この場を借りて皆さまにお礼を申し上げます。
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