B1リーグ・シーホース三河、千葉と白熱の戦い、1勝1敗とする
3Q 千葉J 72–76 三河 (千葉J 28–24 三河)
熾烈な点取り合戦に突入
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
千葉Jの#12金近の連続3Pシュートで4点差に迫られる。#19西田が3Pシュートで決め返し、#7長野のレイアップ、#54ガードナーの合わせで突き放しにかかるが、千葉Jも#12金近、#20ステフェンズが立て続けに3Pシュートを決めて譲らない。
その後も#54ガードナーが3Pシュートを決めれば、千葉J#20ステフェンズが3Pシュートを返上。#43イのミドルシュートを決めれば、千葉はJ#2富樫のアタックで対抗と両チームともにハイペースで得点を決め合う。
残り4分、千葉J#20ステフェンズのバスケットカウントで68-68と並ばれるが、#10レイマンの3Pシュートで勝ち越し。#0オーガストのフリースロー、#10レイマンのファストブレイクで引き離して、4点リードで最終Qへ。
4Q 千葉J 101–90 三河 (千葉J 29–14 三河)
千葉Jに連続3Pシュートで突き放され、連勝ならず
スタートは、#0オーガスト、#1中村、#7長野、#10レイマン、#43イ。
開始早々、千葉J#33ムーニーの連続得点で76-76と追いつかれる。#54ガードナーのパワーアタックで突き放すが、開始3分に千葉J#50ブラウンの3Pシュートで79-78と逆転を許す。
その後も1点を争う熾烈な戦いを繰り広げ、千葉Jが#20ステフェンズのリバウンドで前に出れば、#1中村の3Pシュートで同点に。千葉J#20ステフェンズの3Pシュートで抜け出しにかかれば、#19西田が果敢なアタックからフリースローで追随。残り4分に#43イがカットインからのバスケットカウントで86-86と試合を振り出しに戻す。
しかしそこからシュートがリングに嫌われて得点が止まり、千葉J#2富樫のフリースロー、#12金近の3Pシュートで突き放される。さらに残り1分半にJ#2富樫の7本目の3Pシュートで9点差をつけられる。
#19西田がドライブで食い下がるが、逆転するには至らず、101–90で惜敗した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
-今日の試合を振り返って
1Qはディフェンスも良く、非常に良い試合の入りが出来たと思います。ただ、#2富樫選手に対してはさまざまなディフェンス手段を講じたのですが、なかなか彼を止めることはできなく、改めて日本を代表する素晴らしいプレーヤーだと感じました。そして彼の調子が良くなったところから#12金近選手、#20ステフェンズ選手も当たってきてしまい、難しい試合になってしまいました。
FTを多く与えてしまったところはカイゼンしなければいけないところであり、自分達のルールや規律を改めて守らなければいけないと思います。
昨日もお伝えしましたが素晴らしい選手・コーチがいて、リーグ優勝経験のあるDNAを持ったチームに対して2日連続で勝つということは本当に難しいことだと改めて実感する試合でした。
-富樫選手の活躍し始めた2Qは選手にはどんな指示をされましたか?
改めて富樫選手がスペシャルなプレーヤーで、2日連続で彼を止めることは難しいと実感しました。昨日は自分達が講じた策がうまくいっていたと思いますが、今日は早い段階で彼のシュートタッチをのせてしまったことが自分達を苦しくさせてしまいました。
そういった中で3PシュートのファールでFTラインに立たせてしまったことが、彼のシュートタッチを良くさせてしまったり、ピックアンドロールのシュートレンジのところで下を潜ってしまい、シュートを打たせてしまった所は反省点です。
そういった部分の規律、規範を守らなければならないと選手に伝えました。細かいところはまたしっかり映像を見て、次に進むための材料として活かしていきたいと思います。
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