B1リーグ・シーホース三河、敵地で群馬と白熱の戦い、1勝1敗の痛み分けに終わる
3Q 群馬 59–63 三河 (群馬 16–25 三河)
強固なディフェンスからファストブレイクを展開し、逆転に成功
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
#0オーガストのナイスパスが通り#43イが先制点を獲得。さらにディフェンスから群馬のミスを誘発、ファストブレイクで#11久保田から#0オーガストへのアリウープが成功し、序盤から主導権を握る。
群馬も#3パーカーのゴール下で得点するも、#10レイマンのバスケットカウント、#19西田のドライブで同点に追いつき、開始4分に#10レイマンの3Pシュートで47-50と逆転に成功する。
その直後にもファストブレイクから#10レイマンのダンクが炸裂し、群馬がたまらずタイムアウトを要求。群馬#50ベンティルの得点を許すも、すかさず#19西田がドライブからバスケットカウントを獲得し、49-55とさらに点差を広げる。
残り2分半には、#27石井が3Pシュートを射抜く。群馬も3Pシュートで対抗するが、#27石井の3Pシュートのリバウンドをレイマンが押し込み、4点リードで最終Qを迎える。
4Q 群馬 81–87 三河 (群馬 22–24 三河)
勝負どころで、エース・西田が連続得点。群馬に逆転を許さず、6点差で勝利
スタートは、#1中村、#10レイマン、#27石井、#43イ、#54ガードナー。
群馬#50ベンティルの3Pシュートで1点差まで詰められるが、すかさず#54ガードナーがフェイダウェイを沈める。群馬#4ジョーンズの得点で再び1点差に詰められるも、#27石井がジャンプシュートを決めてリードを渡さない。
開始2分半には#43イからのアシストを受けた#1中村が冷静に3Pシュートを射抜き、64-70とリードを広げる。群馬は#50ベンティルの3Pシュートなどで食らいつくが、#19西田が強気のアタックからのバスケットカウント、カットイン、技ありドライブと得点を重ねて逆転を許さない。
残り2分半には#11久保田のキックアウトから#43イが3Pシュートを射抜いて69-80とリードは二桁差に。その後は群馬に4連続3Pシュートで猛追されるが、#10レイマンがリバウンドからバスケットカウントで加点。さらに守備でもブロックショットで群馬#3パーカーの得点を阻止するなど泥臭くリードを守る。ファウルゲームを仕掛けられるも、#11久保田がフリースローをきっちりと決め切って、6点差で逃げ切った。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
魂で戦ってくれる姿勢を選手たちが出してくれたことが結果につながったと思っています。
群馬さんは怪我人で選手が揃わないなど苦しんでいたと思いますが、ファストブレイクが非常に素晴らしく、タレントが揃っている。素晴らしいコーチが作り上げたチームに対して、自分たちがやるべきことをやり最終的に勝ちを掴み取ることができました。
昨日の敗戦から学んだ成長をコートで表現してくれた選手たちを誇りに思います。
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