B1リーグ・シーホース三河、チャンピオンシップ出場に向けて中地区2位をかけた川崎との戦いは1勝1敗の痛み分けに終わる
3Q 川崎 65–72 三河 (川崎 19–23 三河)
ハードなディフェンスからファストブレイクを展開しリードを広げる
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田(優)、#43イ。
#11久保田の3Pシュートで先制すると、ハードなディフェンスからアーリーオフェンスを展開し#0オーガストがバスケットカウントを獲得する。開始3分半には#19西田(優)のキックアウトから#10レイマンが3Pシュートを射抜き主導権を握る。
川崎は#25アレンのレイアップで対抗するが、#11久保田、#10レイマンで一挙7得点を重ね51-65と一気に突き放す。しかし、川崎のタイムアウト明け、川崎#25アレンのドライブ、#0藤井の3Pシュートを許し、56-65と一桁差に押し戻される。
川崎に流れが傾きかける中、#19西田(優)のアリウープパスから個人通算100回目となる#0オーガストのダンクが炸裂。残り1分半には個人通算300回目の出場となる#7長野が3Pシュートを沈め60-72と再びリードを二桁差に広げる。しかし終盤、川崎#25アレン、#33長谷川の連続得点でリードを7点差に縮められ4Qに突入する。
4Q 川崎 81–97 三河 (川崎 16–25 三河)
高確率で3Pシュートを決め切り16点差で快勝
スタートは、#7長野、#10レイマン、#32シェーファー、#43イ、#54ガードナー。
序盤から激しい点の取り合いが続く中、開始3分に#7長野が3Pシュートを射抜くとディフェンスでも川崎のオフェンスファールを誘発し攻守ともに躍動する。さらには#54ガードナーが3Pシュートを沈め72-82と再びリードを二桁に拡大する。
チームディフェンスを徹底し川崎のオフェンスを停滞させると、開始5分に#54ガードナーがゴール下へのアタックから加点する。オフィシャルタイムアウト明けに川崎#0藤井、#22ファジーカスの反撃を受ける中、#54ガードナーのミスマッチを活かしたアタック、#10レイマンのゴール下へのカットインなどで冷静にリードをキープする。
終盤まで#7長野が安定したゲームメイクで川崎の反撃を許さず、81-96で中地区2位をめぐる重要なGame2を制した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
40分間通して、オフェンスもディフェンスも素晴らしい出来の試合だったと思います。
川崎さんのタレント能力というものは自分たちもわかっていましたし、今日の試合の重要さを誰もが理解した中で、準備したゲームプランを選手たちがしっかりと遂行してくれました。
先週に続いて、負けたら順位が下がるというこの逆境を全員で打破してくれました。やり遂げてくれた選手たちを本当に誇りに思います。
-後半リードしてから、特にどんな点に注意してプレーするように選手に伝えましたか?
ハーフタイムでは、ディフェンスをしっかりやるということ、またアシスタントコーチ陣が行ってくれたスカウティングプラン通りにやるということを伝えました。
川崎さんはいろいろな武器をもっているチームです。なので、ひとつひとつを丁寧に抑えていき、自分たちのディフェンスでシュートを落とさせてリバウンドを取り切る。そういったことをやっていこうと伝えました。
【関連記事】Bリーグシーホース三河の西田優大が語る「切り替えの大事さ」。東海大伝統の「24時間ルール」って何だ?
【関連記事】【シェーファーアヴィ幸樹の視点】歴史の転換点になった今大会のMVPは誰?「河村選手も良かったし、雄太さんも凄かったけど」【バスケW杯】
【関連記事】【Bリーグ】シーホース三河を「変革する」リッチマン新HCとは何者か NBA経験を持つ「34歳」が日本にもたらすものとは