B1リーグ・シーホース三河、ホームで佐賀に手痛い敗戦。CS進出マジックは「2」のまま最終節へ
3Q 三河 59–60 佐賀 (三河 19–21 佐賀)
長野がハードなディフェンスと3Pシュートで牽引
スタートは、#7長野、#10レイマン、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。
立ち上がりはオフェンスが重くなり、佐賀#25角田の3Pシュートなどでリードを5点に拡大される。
#54ガードナーのバスケットカウントで巻き返し、#7長野がオフェンスファウルを誘発するなどハードなディフェンスでチームを鼓舞すると、開始3分半に#43イの3Pシュートで逆転。さらに#7長野の連続3Pシュートで53-47とリードを6点に広げる。
しかし佐賀も#25角田の3Pシュート、#23チャイルズのバスケットカウントで譲らず、#25角田のドライブで勝ち越される。以降はシーソーゲームに突入。終了間際に#27石井のドライブに#0オーガストが合わせて1点差で勝負の最終Qを迎える。
4Q 三河 79–89 佐賀 (三河 20–29 佐賀)
手痛い敗戦。CS進出マジックは「2」のまま最終節へ
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#18角野、#27石井、#43イ。
開始早々、#0オーガストがスティールからプッシュしてダンクを叩き込んで逆転する。
そのまま勢いに乗るかと思われたが、その後はアウトサイドシュートを決め切ることができずオフェンスが停滞。徐々に佐賀に点差をつけられ、開始3分に#55ハレルソンの3Pシュートで63-70と7点のビハインドを背負う。
その後も得点を奪えず重苦しい時間が続くが、#0オーガストがリバウンドで食らいつく。
オフィシャルタイムアウト明け、#32シェーファーがカットインからフリースローを獲得。残り4分半に#7長野が5本目の3Pシュートを沈めて70-74と4点差まで追い上げる。
ファン・ブースターも大青援で反撃ムードを作り、残り2分に#0オーガストの3Pシュートで2点差に肉薄するが、直後に佐賀#60フィーラーの3Pシュートを決め返されて逆転することができない。
ファウルゲームに持ち込むが、残り45秒に佐賀#34 井上に3Pシュートで8点差とされてしまう。最後まで勝利への執着心を出したが、79-89で逃げ切られた。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
良い試合だったとは、とても言えません。
スタートに自分たちで自分たちを苦しめてしまい、2Qで少し自分たちを取り戻しかけたけれども、継続できなかったことが悔やまれます。集中力や細かい点でのレベルが、勝つレベルではなかったと思います。
チームプランの遂行レベルや、相手選手の特徴への理解といった細かい点がしっかりやり切れたかどうかが勝敗を分けたと思います。
レギュラーシーズンは来週で最後になりますが、1試合1試合学んで成長するという点は何ら変わりません。今日の試合から学び、改善して来週末に臨みたいと思います。
-次のホーム三遠戦、たくさんのファン・ブースターが来場され青援をくださると思います。メッセージをお願いします。
本当にシーズン通してたくさんの方たちに来場してもらいサポートしていただきましたが、その集大成だと思います。多くのファン・ブースターの皆さんに足を運んでいただいて、シーホース三河のバスケットボールをお見せしたいと思います。
我々はこれまでもチャレンジし続けてきましたが、来週末は大きな大きなチャレンジになると思います。間違いなくファン・ブースターの皆さんのサポートが必要となります。青援が我々にとても大きなエネルギーになっていますので、大きな青援で我々を後押ししていただければと思います。
【関連記事】バスケ日本代表が語る自分流“メンタル”と“カラダ”の整え方。Bリーグ三河のシェーファーアヴィ幸樹は「失敗したら・・・」
【関連記事】【シェーファーアヴィ幸樹の視点】歴史の転換点になった今大会のMVPは誰?「河村選手も良かったし、雄太さんも凄かったけど」【バスケW杯】
【関連記事】【Bリーグ】シーホース三河を「変革する」リッチマン新HCとは何者か NBA経験を持つ「34歳」が日本にもたらすものとは