B1リーグ・シーホース三河、ホームの“大青援”を後押しに三遠に連勝しCS出場権獲得!
3Q 三河 56–52 三遠 (三河 14–13 三遠)
ファウルトラブルが相次ぐ中、チームディフェンスで対抗
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#19西田(優)、#43イ、#54ガードナー。
三遠#14金丸の3Pシュートで試合を振り出しに戻されるが、#43イが冷静にジャンプシュートを沈め逆転を許さない。ワンポゼッション差をめぐる激しい攻防が繰り広げられる中、#54ガードナー、#0オーガストのファウルがかさみ苦しい時間が続く。
残り4分、ファン・ブースターが大ブーイングを浴びせ三遠#1メイテンにフリースローを落とさせると、#43イが鋭いアタックから得点を重ねる。三遠も#29細川の3Pシュートで喰らいつくが、#54ガードナーがパワープレイで対抗し流れを譲らない。
インサイドを強調する三遠に対し、終盤まで徹底してチームディフェンスを遂行。簡単にはインサイドでの得点を与えず56-52で4Qを迎える。
4Q 三河 79–72 三遠 (三河 23–20 三遠)
“大青援”を後押しに流れを掴み切りCS出場権獲得
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー。
#10レイマンの3Pシュートで先制すると、ファストブレイクから#0オーガストの豪快なダンクが炸裂し、会場が大熱狂に包まれる。ファン・ブースターの”大青援”に後押しされる中、#10レイマンが3Pシュートを射抜き64-54と一気に突き放す。
三遠#1メイテン、#24佐々木に一挙6得点を重ねられるが、#0オーガストのダンク、#10レイマンのブロックショットで立て直す。残り3分半、#7長野がフリースローで加点するとディフェンスでも躍動し、三遠のオフェンスファウルを誘発。さらには#10レイマンもドライブで得点を重ね73-64と再びリードを拡大する。
三遠のタイムアウト明け、三遠#5大浦、#0ラベナの連続得点で1点差に迫られるが#54ガードナーのパワーアタックで突き放す。残り47秒には#54ガードナーの気迫あるブロックショットが炸裂するなど、反撃の糸口を与えない。最後まで徹底してチームディフェンスを遂行し79-72で勝利、CS出場権を獲得した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
本当に長い「ずっと試合をしているような」ゲームでした。本当に本当に、ハードな試合でした。
今節は2試合とも勝利しなければならないという状況は、理解して臨んでいました。しっかり理解した中で、三遠さんという素晴らしいチームに2連勝するということは、決して容易ではありません。その中でファウルトラブルも含め厳しい状況の中でも逃げることなく、最後までハードに戦い続けた選手・スタッフたちを心から誇りに思います。
-チャンピオンシップ出場に向けて、改めて地域の方、ファン・ブースターへメッセージをお願いします。
まず最初にお伝えしたいのは、本日勝利してチャンピオンシップ出場を果たすことができたという結果は、間違いなくファン・ブースターの皆さまの存在がなくては、なし得なかったということです。勝っているときも負けているときも、ホーム・アウェーに関わらず多くの方が足を運んでいただき青援を送ってくれたことが自分たちの力になりました。
また、本日の試合会場を見てていただいても、小さいお子さんから大人まで喜んで、楽しんでいただけたと思います。我々が三河でバスケットボールをしている理由の1つは、こういった経験・体験をしてもらうことだと考えています。
これからのチャンピオンシップ、一緒に戦っていただきたいと思います。チャンピオンシップはこれまでの戦績は関係なくゼロからの戦いとなり、自分たちにとって新しいチャレンジになります。世界一のファンの皆さんにサポートしていただきながら戦い抜きたいと思います。
【関連記事】バスケ日本代表が語る自分流“メンタル”と“カラダ”の整え方。Bリーグ三河のシェーファーアヴィ幸樹は「失敗したら・・・」
【関連記事】【シェーファーアヴィ幸樹の視点】歴史の転換点になった今大会のMVPは誰?「河村選手も良かったし、雄太さんも凄かったけど」【バスケW杯】
【関連記事】【Bリーグ】シーホース三河を「変革する」リッチマン新HCとは何者か NBA経験を持つ「34歳」が日本にもたらすものとは