B1リーグ・シーホース三河、ホームで川崎ブレイブサンダースに快勝、同地区対決を制する
3Q 三河 64–55 川崎 (三河 15–16 川崎)
一進一退の我慢比べが続き、9点リードで勝負の最終Qを迎える
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
川崎#3キリヤ・ジョーンズの個人技で先制されるが、相手の強みであるトランジションに対してはハリーバックを徹底して勢いを与えない。
#19西田(優)を起点にオフェンスをクリエイトし、#19西田(優)、#11久保田、#13須田と流れるようなパスワークで崩して会場を沸かせる。その後も#19西田(優)はドライブで切り崩して自ら得点を奪うと、#0オーガストのアリウープをお膳立て。さらに残り4分にはファストブレイクからバスケットカウントをもぎ取り、オフェンスを牽引する。
Qの終盤はシュートを決め切ることができず得点が止まるが、ディフェンスで我慢して川崎にも得点を与えない。残り1分、#54ガードナーのインサイドアタックで突き放し、9点リードで最終Qを迎えた。
4Q 三河 97–65 川崎 (三河 33–10 川崎)
3Pシュート攻勢で一気に突き放し、32点差の快勝
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
#7長野、#10レイマンの連続3Pシュートでリードを15点に拡大して一気に勢いに乗る。隙のないディフェンスで川崎にタフショットを打たせてはリバウンドを回収し、速いトランジションから#27石井、#18角野が次々と3Pシュートを射抜いて、開始3分、77-57とリードを20点に拡大する。
川崎のタイムアウトで流れを変えようとするが、隙のないディフェンスで約6分間にわたり得点を与えない。#18角野のスティールから#10レイマンが再び3Pシュートを沈め、セカンドチャンスで長野がドライブと反撃の糸口をつかませず、#10レイマンの連続3Pシュートで、残り5分に88-57とリードを30点の大台に乗せる。
その後も攻守にアグレッシブなプレーを続け、3Pシュートが外れてもオフェンスリバウンドを取り、#27石井、#10レイマンがフリースローで加点するなど良い流れのまま試合をクロージング。2060人の観客へ32点差快勝というクリスマスプレゼントを届けた。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
4Qはオフェンス・ディフェンスとも自分たちにとっていい流れになったと思います。
ディフェンスでトーンをセットしてオフェンスに繋げるという形が、全体的にも、特に4Qは実現できたと思っています。
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