B1リーグ・シーホース三河、ホームで川崎ブレイブサンダースに快勝、同地区対決を制する
シーホース三河は12月21日(土)、12月22日(日)、ホームの刈谷市体育館で川崎ブレイブサンダースとの対決を行った。
川崎ブレイブサンダースとの同地区対決、序盤はアウトサイドシュートの確率が上がらず二桁リードを許す展開に。10得点9アシストの活躍を見せた長野を中心にセカンドユニットが躍動し2Qで逆転すると、その後は川崎のリードを許さず同地区対決を制した。
迎えたGame2。序盤から攻守に強度の高いプレーで主導権を握ると、最終Qは約6分間川崎を無得点に封じて、3Pシュート攻勢で一気に突き放す。最後まで一切の緩みを見せず、2,060人の観客へ32点差快勝というクリスマスプレゼントを届けた。
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―試合結果―
2024年12月21日(土)
三河 〇 88 – 79 ● 川崎
(三河通算成績 15勝8敗)
1Q 三河 17–23 川崎
二桁リードを許すがセカンドユニットで立て直す
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#13須田のセカンドチャンスで先制点を挙げるが、アウトサイドシュートの確率が上がらず、約5分間スコアが停滞する。セカンドユニットを投入し、#10レイマンと#32シェーファーのコンビプレーで得点を重ねるも、川崎#17飯田に3Pシュートを決められ4-14と二桁リードを築かれる。
三河はタイムアウトで修正を図ると、#7長野が積極的にドライブを仕掛ける。さらにはゾーンディフェンスを展開し川崎のオフェンスを停滞させると、残り3分には#10レイマンが3Pシュートを射抜き、9-14と一気に点差を縮める。
川崎のタイムアウト後、川崎#25アレンの連続ダンクを許すが、集中を切らすことなく、#54ガードナーのフリースロー、#10レイマン、#18角野の連続3Pシュートでワンポゼッション差に迫る。
しかし、ラストプレーで川崎#17飯田の3Pシュートを許し、17-23でリードを広げられ1Qを終える。
2Q 三河 51–41 川崎 (三河 34–18 川崎)
6本の3Pシュートを沈め逆転に成功
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
開始2分、#7長野が強気のドライブで反撃の狼煙を上げると、#7長野が連続3Pシュートの沈め1点差に詰め寄る。タイムアウトで修正を図る川崎に対して、主導権を渡すことなく、#0オーガストがフリースローをもぎ取り、29-28と逆転に成功。
さらには#0オーガストがスティールからワンマン速攻を決めると、#7長野の素早いボールプッシュから#54ガードナーがインサイドで加点する。残り5分には#27石井が3Pシュートを突き刺し、リードを拡大してオフィシャルタイムを迎える。
残り4分半、#16西田(公)がアグレッシブなディフェンスでチームを鼓舞すると、#0オーガスト、#10レイマンで3Pシュートの雨を降らせ47-35と一気に川崎を突き放す。
川崎にインサイドを強調されツーポゼッション差に迫られるが、#10レイマンのダンク、#19西田(優)と#54ガードナーのコンビプレーで反撃し二桁リードのままハーフタイムを迎える。
3Q 三河 69–57 川崎 (三河 18–16 川崎)
2点差に迫られるが、アーリーオフェンスを展開し逆転を許さない
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
川崎の外国籍選手のオフェンスを止められず流れが傾き掛ける中、#19西田(優)のロングパスから#0オーガストが強烈なダンクを叩き込み悪い流れを断ち切る。
川崎#3キリヤ・ジョーンズの連続得点で2点差に肉薄するが、#19西田(優)がドライブで上手さを見せると、#54ガードナーも3Pシュートを射抜き、川崎の逆転を許さない。
さらには川崎の隙を付く#7長野のパスから#32シェーファーが冷静に3Pシュートを決め切り、65-55と再び二桁差に押し返す。
川崎のタイムアウト明けも勢いは衰えず、#7長野のスティールから#10レイマンのダンクが炸裂すると、残り47秒には#7長野が鋭いドライブでディフェンスの間を切り裂き、#32シェーファーの得点をアシスト、B1個人通算1,000アシストを達成した。69-57とリードを広げ4Qに突入する。
4Q 三河 88–79 川崎 (三河 19–22 川崎)
着実にインサイドで得点を重ね川崎の追撃を振り切り快勝
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
川崎#2小針、#24ジョンソンの得点で一桁差に戻されるが、#54ガードナーの連続得点ですぐさま二桁リードに押し戻す。
外国籍選手で反撃を図る川崎に対して、#54ガードナーのパワーアタックで対抗。開始4分半には#0オーガストがブロックショットで失点を防ぎ、川崎に反撃の隙を与えない。
#0オーガストがインサイドで躍動すると、三河のタイムアウト明けには#19西田(優)がデザインプレーから加点する。その後もファウルゲームを仕掛けられるが、焦ることなく全員で冷静に対処し、最終スコア88-79で白星を飾った。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
前回のSR渋谷戦と比較すると全体的にいい試合ができたのではないかと思います。
サイドチェンジをしていくことと、チームでよりよいシュートを生み出すということはできていました。
その中で、ディフェンスを動かして相手が守りづらい状況に持っていくことと、我々は”オフェンスのフォース”「オフェンスの力」という言い方をしていますが、その”オフェンスのフォース”を今日の試合で出すことはできたのではないかと思います。