B1リーグ・シーホース三河、越谷アルファーズとのホーム2戦を制し6連勝を飾る!
シーホース三河は1月4日(土)、1月5日(日)、ホームの刈谷市体育館で越谷アルファーズとの対決を行った。
初顔合わせとなる越谷アルファーズとのGame1。序盤からアグレッシブなディフェンスとファストブレイクで大量リードを築くと、安定した試合運びでそのまま快勝、新年初のホームゲームは見事な白星発進となった。
迎えたGame2。終盤まで1点を争う我慢比べとなった。シェーファーがファストブレイク、西田(公)が連続3Pシュートでチームを勢いづけるなど、越谷の反撃に苦しみながらも、我慢のバスケの末に2点差で競り勝った。
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―試合結果―
2025年1月4日(土)
三河 〇 89 – 54 ● 越谷
(三河通算成績 19勝8敗)
1Q 三河 23–9 越谷
ファストブレイクから得点を重ね大量リードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
大歓声に包まれながら始まった2025年のホームゲームは#19西田(優)の先制点でスタートする。越谷#18星川に3Pシュートを決められるが、すかさず#13須田が3Pシュートをお返し。
強度の高いディフェンスを遂行すると、開始3分半には#13須田がフロアダイブからボールを奪いアーリーオフェンスを展開し、#0オーガストがファストブレイクを成功させる。さらには#19西田(優)のカッティングに対して#54ガードナーの鋭いパスが通り、9-3とリードを奪う。
越谷のタイムアウト明けにはゾーンディフェンスを展開。インサイドアタックを試みる越谷に対して、#0オーガストの強烈なブロックショットが炸裂し会場にもどよめきが起こる。 その後は越谷にインサイドを強調されるが、#10レイマンのドライブ、#54ガードナーのパワーアタックで対抗し逆転を許さない。ラストプレーでは#54ガードナーが鮮やかなフェイダウェイを沈め、良い流れで1Qを終える。
2Q 三河 48–18 越谷 (三河 25–9 越谷)
強度の高いディフェンスで越谷のオフェンスを約7分間沈黙させる
スタートは、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーが技ありのフェイダウェイを決めると、#10レイマンも冷静にジャンプシュートを沈めオフェンスの手を緩めない。開始2分には#18角野が#54ガードナーとの2メンゲームから3Pシュートを突き刺し、30-11と一気に越谷を突き放しにかかる。 足を使ったディフェンスで約7分間越谷の得点を抑えると、#10レイマンと#27石井の3Pシュート、#0オーガストのファストブレイクなどで得点を重ねオフェンスの勢いは衰えない。
残り2分半には#11久保田と#54ガードナーのダブルチームでボールを奪うと、#11久保田が3Pシュートを射抜き、ディフェンスでもイニシアチブを握る。 越谷#13市場の個人技で反撃されるが、#54ガードナーの強力なドライブでバスケットカウントをもぎ取り、48-18と大量リードを奪いハーフタイムを迎える。
3Q 三河 64–39 越谷 (三河 16–21 越谷)
ターンオーバーが続く中、長野、レイマンのビッグプレーで悪い流れを断ち切る
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
後半開始直後、#54ガードナーのスクリーンを巧みに使い#13須田が個人通算3,000得点となる3Pシュートを沈めると、#54ガードナーのキックアウトを受け#13須田が立て続けに3Pシュートを決める。
しかし、その後はオフェンスが噛み合わず得点が停滞。三河はタイムアウトで修正を図るが、ターンオーバーが続き流れに乗り切れない。
越谷#11ソットの高さに苦しめられ徐々に点差を縮められるも、#10レイマンがフェイクでディフェンスをかわして3Pシュートを射抜き持ち堪える。
残り1分には#7長野のアリウープパスが#10レイマンのダンクを演出し、チームに勢いをつけると、#10レイマンがスティールからファストブレイクを成功させ、悪い流れを断ち切り64-39で4Qに突入する。
4Q 三河 89–54 越谷 (三河 25–15 越谷)
外国籍選手抜きで冷静に試合をクロージングして快勝
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#18角野のキックアウトから#54ガードナーが冷静に3Pシュートを決め切り先制する。越谷も#17田村、#10ソアレスの3Pシュートで反撃を試みるが、#7長野が3Pシュート、巧みなドライブで応戦し反撃の隙を与えない。
果敢にリングアタックを続ける越谷に対して激しいプレッシャーディフェンスで対抗。オフィシャルタイムアウト前には、#10レイマンのスティールから#32シェーファーがダンクを叩き込み会場を盛り上げる。
その後は、外国籍選手抜きでゲームを進め、華麗なボールムーブでオフェンスを組み立てる。#27石井が厳しいチェックを受けながら3Pシュートをねじ込むと、#16西田(公)もスピード感溢れるドライブで得点を伸ばす。
残り6秒には#5元澤が体を張ったディフェンスでボールを奪い、#18角野がレイアップを決め試合終了、最終スコア89-54で新年初のホームゲームは白星発進となった。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
総じてディフェンスのいい試合だったと思います。 特にスタート・前半と、3Qに少し相手にやられてうまくいかなかった点を4Qに切り替えた点は良かったと思います。