シーホース三河、佐賀バルーナーズとの岡崎開催のホーム戦を2連勝で飾る
シーホース三河は2月1日(土)、2月2日(日)、今季唯一の岡崎開催にて佐賀バルーナーズと対戦した。
Game1、4点ビハインドで前半を終えるも、後半リバウンドを修正。エース・西田(優)が21得点3アシストでオフェンスを引っ張り、18点差で快勝した。
迎えたGame2。前日の課題だったリバウンドを修正し前半から三河ペースで試合を進める。3Qに5本の3Pシュートを沈め佐賀を突き放すと、レイマンが今季最多となる24得点の活躍を見せ岡崎開催のホーム戦を連勝で終えた。
【関連記事】“魔境”中地区を勝ち抜くために――覚醒が期待されるシーホース三河の3人のシンデレラボーイ

―試合結果―
2025年2月1日(土)
三河 〇 81 – 63 ● 佐賀
(三河通算成績 23勝11敗)
1Q 三河 18–15 佐賀
攻守にアグレッシブにプレーして順調な滑り出し
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
ティップオフ直後にダブルチームでボールを奪い取り、#11久保田の3Pシュート、#0オーガストのファストブレイクで5-0と好スタートを切る。その後はオフェンスの連携ミスが続いて点差を縮められるが、#11久保田の3Pシュート、#54ガードナーのアタックで突き放す。開始5分半、#13須田がスクリーンを使って巧みにマークマンを外してミドルシュートを突き刺し、14-6とリードする。
タイムアウトで立て直した佐賀のフィジカルなディフェンスの前にシュートを決め切ることができず、残り1分半に佐賀#15モッチのファストブレイクで1点差に迫られる。終了間際に#10レイマンのフリースローで加点し、3点リードで最初の10分を終える。
2Q 三河 32–36 佐賀 (三河 14–21 佐賀)
佐賀のディフェンスに苦戦し、逆転を許す
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
ゾーンディフェンスを継続。佐賀の最初のオフェンスをスティールして#32シェーファーの合わせで先制する。佐賀も引き下がらず1点差に戻されるが、24秒バイオレーションやブロックショットなど集中したディフェンスで持ち堪える。
両チームともにスコアを動かせずに時間が進むが、#0オーガストのアタックから#32シェーファーがゴール下を決めて均衡を破る。
佐賀#25角田に同点の3Pシュートを決められるが、#16西田(公)がコーナー3Pシュートを決め返して、25-22とリードしてオフィシャルタイムアウトに入る。
3Pシュートに当たりがこない中、残り2分半に佐賀#34井上の3Pシュートで逆転を許す。さらに残り1分にも佐賀#25角田に3Pシュートを沈められ、27-34とリードを広げられる。#19西田(優)のフリースロー、3Pシュートの連続得点で反撃し、32-36の4点ビハインドで後半に突入した。
3Q 三河 59–52 佐賀 (三河 27–16 佐賀)

西田(優)が9得点でオフェンスを牽引。一気に流れを引き寄せる
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
佐賀#14金丸に先制されるが、#54ガードナーがインサイドをこじ開け、#19西田(優)がドライブでバスケットカウントをもぎ取って流れを掴む。
佐賀#25角田に3Pシュートを決められるが、すぐに#19西田(優)が3Pシュートでお返し。#13須田も3Pシュートで続き、逆転に成功する。
互いに引き下がらず、激しいリードチェンジが続くが、残り4分にコート上の全員でボールを動かし最後は#19西田(優)が3Pシュートで仕留めて55-48とリードを広げる。
佐賀はタイムアウトを取るが、以降もインサイドを固めて佐賀に得点を与えず、#7長野のジャンプシュート、#10レイマンのファストブレイクで、残り2分に59-48と二桁リードを作る。佐賀#23チャイルズ、#7ダーラムに個人技で打開され、7点リードで最終Qを迎えた。
4Q 三河 81–63 佐賀 (三河 22–11 佐賀)
集中したディフェンスで11失点に封じ、18点差で快勝
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
開始1分、#10レイマンの3Pシュートでリードを二桁に戻す。24秒バイオレーションを誘発するなど約3分間無失点を継続し、#54ガードナーのポストアップに#18角野が合わせてリードを拡大する。
佐賀に一桁点差に戻されるも、#19西田(優)が3Pシュートで流れを渡さない。#54ガードナーを起点にオフェンスを組み立て、#10レイマンのバスケットカウント、#32シェーファーのカットインで加点。残り3分には#19西田(優)がスティールからのワンマン速攻でダンクを叩き込んで18点のリードを作る。
徐々にテンポを落としながらゲームをコントロール。終了間際に#19西田(優)のジャンプシュートで得点を積み上げ、81-63で快勝した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
素晴らしい後半だったと思います。佐賀さんの得点を16点、11点に抑えることができました。
その中でもリバウンドの修正を後半にできたことが大きかったと思います。
前半もディフェンスの部分では悪くない部分はあったのですが、オフェンスリバウンドをどうしても取られすぎてしまったので、後半に修正することができたことは良かったと思います。