B1リーグ・シーホース三河、秋田ノーザンハピネッツに26点差勝利でホーム・刈谷市体育館の今季ラストゲームを締めくくる
2Q 三河 44–30 秋田 (三河 21–15 秋田)
ガードナー、オーガストがインサイドで強さを発揮、14点差で後半へ
スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。
開始2分に#27石井のドライブから#54ガードナーがバスケットカウントを獲得して再びリードを二桁に広げる。
ディフェンスリバウンドからアップテンポな展開に持ち込んで、#0オーガストが得点して32-16のダブルスコアに。秋田はタイムアウトを取るが、#27石井がスティールからワンマン速攻を繰り出して流れを渡さない。
秋田#5田口、#15ライスナーの連続3Pシュートで10点差まで追い上げられるが、#11久保田との流れるような連携プレーから#0オーガストがフリースローを獲得。さらに#13須田のコーナー3Pシュートで弾みをつけると、終了間際に#0オーガストのドライブで得点し、14点差としてハーフタイムを迎えた。
3Q 三河 54–34 秋田 (三河 10–4 秋田)
集中したディフェンスで4失点に封じ、リードを20点に拡大
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#19西田(優)のドライブで先制。#54ガードナーのパワーアタック、#13須田がカールカットからのミドルシュートと順調な入りを見せる。
しかしその後は、秋田のプレッシャーディフェンスに苦しめられて攻めあぐねる。それでもディフェンスで踏ん張って得点を与えず、残り4分半にディフェンスリバウンドから#18角野がファストブレイクを繰り出して52-32と点差を20点に拡大する。
以降も終始集中したチームディフェンスを継続。このQの秋田の得点をわずか4点に抑え、20点リードで最終Qに入った。
4Q 三河 75–49 秋田 (三河 21–15 秋田)
26点差の快勝で、今季の刈谷市体育館ラストゲームを飾る
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー。
#18角野のドライブで先制点を挙げる。秋田は#17中山、#15ライスナーの3Pシュートで反撃に転じるが、タイムアウトでディフェンスをカイゼンすると、#0オーガストがアタックで対抗する。オフィシャルタイムアウト後も#13須田のミドルシュート、#19西田(優)のアタックで先行。残り2分に#19西田(優)のキックアウトから#54ガードナーが3Pシュートを射抜いて67-46と再度20点のリードを築く。
さらに#13須田、#16西田(公)のが立て続けに3Pシュートで畳み掛け、#32シェーファーや#5元澤がオフェンスリバウンドで身体を張って、残り31秒にセカンドチャンスから#32シェーファーが加点。75-49の26点差勝利で今季の刈谷市体育館ラストゲームをしめくくった。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
今日の試合は、ディフェンス面でいいことができたと思っています。今シーズンでもベストのひとつと言っていい試合でした。
今週、シュートに対してシュートチェックをして、相手のシュートを外させるということや、手をしっかり使ってアクティブにディフェンスをするということを強調してきた中で、12スティールを奪うこと、相手に対してコンテストし切れたこと、この2つは良くできたと思います。
また、これらをできたことによって自分たちは正しい方向に一歩進めた試合だったと思います。
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