シーホース三河、ホームで天皇杯王者・琉球ゴールデンキングスに悔しい連敗
3Q 三河 57–66 琉球 (三河 22–24 琉球)

12点のビハインドを背負うが、粘り強く食い下がる
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#19西田(優)と#0オーガストのアリウープ、#13須田のキックアウトから#54ガードナーが3Pシュートと、チームでボールをシェアしながら得点を重ねて4点差に追い上げる。
追い上げムードの中、エース#19西田(優)が負傷でベンチに退くアクシデント。
琉球#53カークに得点を重ねられ、開始4分に琉球#4ローの3Pシュートで42-54と12点のビハインドを背負うが、#11久保田のドライブ、#54ガードナーの3Pシュートで対抗。4000人超の観客が“大青援“で選手の背中を押すと、#11久保田と#27石井がドライブでインサイドをこじ開けて7点差に詰め寄る。
しかし残り3分半、#54ガードナーの個人ファウルが4つになる苦しい状況に。琉球#12アルマに連続得点を挙げられて点差を再び12点に広げられる。#7長野、#18角野の連続3Pシュートで食い下がり、57–66の9点ビハインドで最終Qへつないだ。
4Q 三河 76–85 琉球 (三河 19–19 琉球)
最後までアリーナ一丸で戦うが、追撃及ばず2連敗
スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。
#18角野のカットインで先制するが、開始1分半に#54ガードナーがファウルアウトに。それでも粘り強いディフェンスで踏みとどまり、ファストブレイクから#0オーガストが加点して2ポゼッション差に迫る。
その後も#27石井を中心にアグレッシブなディフェンスで相手のミスを誘発し、開始2分に#32シェーファーの合わせで4点差に。琉球は#12アルマの3Pシュートで持ち直すが、三河も#27石井のアシストで#0オーガストがダンクを叩き込んで譲らない。
ビッグラインナップを敷く琉球に、#4ローの連続得点で残り3分に12点差を作られるが、#11久保田のドライブ、スティールから#32シェーファーがゴール下を決めて食らいつく。
その後もオールコートディフェンスでターンオーバーを誘い、ブースターディフェンスで琉球#14岸本のフリースローを落とさせるなど、最後の最後までアリーナ一丸で勝利への執着心を見せるが、反撃及ばず。76-85で敗戦。天皇杯王者に力の差を見せつけられた。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
今日のゲームに関してはハードにプレーをしたと思っていますし、現状持っているものは出し切ることができました。
言い訳をするつもりはありませんが、怪我人がいたり選手が足りていない状況で、昨日とは違っていいゲームができたと思っています。
その中で、一体感・努力・エナジーを持ってプレーするということを今日のようにこれからもしていかなければならないと思っています。
今日のゲームでそういうことをできたことを踏まえて、先に繋げることのできる試合だったと思います。
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