B1リーグ・シーホース三河、FE名古屋との”愛知ダービー”を制し、B1通算勝数300勝を達成
2Q FE名古屋 38–34 三河 (FE名古屋 18–13 三河)
前半3Pシュート0とシュートタッチに苦しむが、ガードナーのインサイドで食らいつく
スタートは、#7長野、#16西田(公)、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりにミスが続き、FE名古屋#11ヘンリーのファストブレイクで試合をひっくり返される。
#54ガードナーのスピンムーブ、#27石井と#32シェーファーのコンビプレーでリードを奪い返すが、FE名古屋も#8佐土原の連続得点で譲らない。
両チームともにボールへの執着心を見せる中、ルーズボールを繋いで#0オーガストが加点。ディフェンスリバウンドから一気に攻撃に転じて#18角野が逆転のレイアップを決め、28-29の1点リードでオフィシャルタイムアウトを迎えた。
その後は約3分間得点が止まり、FE名古屋#0オルジョビの3Pシュートで再逆転される。#54ガードナーがパワーアタックから得点を重ね、4点ビハインドで試合を折り返す。
3Q FE名古屋 61–54 三河 (FE名古屋 23–20 三河)
追いかける展開が続くが、全員で我慢のバスケを続ける
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#18角野、#54ガードナー。
開始2分、#11久保田のキックアウトから#54ガードナーがこの日チーム最初の3Pシュートを決めるが、すぐにFE名古屋#11ヘンリーに3Pシュートを返上される。
#13須田がドライブからタフショットをねじ込み、#0オーガストのファストブレイクからダンクを叩き込んで2ポゼッション差で追随。FE名古屋#11ヘンリー、#10杉本の3Pシュートで引き離されそうになるが、#27石井、#16西田(公)が3Pシュートで踏みとどまる。劣勢の中でも24秒バイオレーションを誘発するなど我慢し続け、7点ビハインドで最終Qへ入った。
4Q FE名古屋 73–82 三河 (FE名古屋 12–28 三河)
長野の4連続3Pシュートで一気に逆転。石井、西田(公)が泥臭く勝利に貢献
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#16西田(公)、#27石井、#32シェーファー。
開始早々、FE名古屋#0オルジョビの3Pシュートで64-54と二桁リードを作られるも、#0オーガストのゴール下、#7長野の3Pシュートで追撃。FE名古屋はタイムアウトを取るが、#7長野が立て続けに3Pシュートを射抜いて瞬く間に逆転に成功する。
FE名古屋は#8佐土原、#11ヘンリーをコートに戻すが、#7長野の3Pシュートが再び火を吹く。
FE名古屋は#11ヘンリーを中心に反撃に出るが、素早いディフェンスローテーションで簡単なシュートを打たせない。#27石井がこの10分で5リバウンド、#16西田(公)がルーズボールに飛び込むハッスルプレーでチームを鼓舞する。
残り2分にFE名古屋#11ヘンリーのファストブレイクで3点差に迫られるも、#54ガードナーがインサイドで強さを発揮。最終スコア73-82で勝利し、B1通算勝数300勝を達成した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
今日は本当に素晴らしい4Qに出来たと思っています。特に最後にプレーをしていた長野選手、西田公陽選手、石井選手、シェーファー選手、ガードナー選手、オーガスト選手、この6人がしっかりと4Qの良い流れを作ってくれました。
自分たちが信じていることを体現するということを彼らが4Qでやってくれ、それがパフォーマンスとして出てくれて本当に良かったと思っています。
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