B1リーグ・シーホース三河、宇都宮ブレックスとのQFに連敗、2年連続のQF敗戦となり2024-25シーズンの幕を閉じる
3Q 宇都宮 69–49 三河 (宇都宮 22–10 三河)
宇都宮の高確率な3Pシュートに苦しみ突き放される
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
宇都宮#33エドワーズに3Pシュートを決められ50-39とリードを拡大される中、#19西田(優)が果敢なペイントアタックでファウルを誘う。その後も積極的にシュートチャンスを作り出すが、アウトサイドシュートに当たりが来ず、苦しい時間帯が続く。
宇都宮の高確率な3Pシュートに苦戦するも、#0オーガストの強気なドライブからもぎ取ったフリースローで宇都宮を追随する。しかし、宇都宮#12高島の3Pシュートで58-43と突き放され、たまらずタイムアウトを要求。
#7長野の鋭いパスが#54ガードナーの得点をお膳立てすると、#10レイマンもフリースローから得点を重ね、少しずつオフェンスのリズムを取り戻す。
残り1分、#7長野が個人技からジャンプシュートを決め切るが、宇都宮のフリースローから失点が続き、69-49と20点ビハインドを背負い4Qに突入する。
4Q 宇都宮 89–75 三河 (宇都宮 20–26 三河)
選手・ファン・ブースターが一体となり宇都宮を猛追するが逆転には至らず
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
#7長野のアリウープパスが#0オーガストの豪快なダンクを演出してチームを鼓舞。#18角野も3Pシュートで加勢して反撃ムードを作り出す。
さらにはディフェンスの強度を高め宇都宮のターンオーバーを誘発すると、#0オーガストとのピック&ロールから#19西田(優)が冷静にジャンプシュートを沈め、オフィシャルタイムアウトを迎える。
残り3分半、#13須田がタイトなディフェンスを受けながら3Pシュートを突き刺すと、#19西田(優)もアーリーオフェンスからディフェンスをこじ開け、82-65と点差を縮める。
宇都宮のタイムアウト明けには現地の“大青援“を後押しにオールコートディフェンスを仕掛け、#10レイマンのスティールから#19西田(優)が得点し追い上げムードを加速させる。
しかし、その後は#42フォトゥや#6比江島などに加点され、宇都宮の冷静な試合運びの前に点差を縮められない。
プレッシャーディフェンスを継続し、#27石井、#16西田(公)が3Pシュートを浴びせ最後まで戦う姿勢を見せるが、試合をひっくり返せず。
QF敗戦となり、シーホース三河の2024-25シーズンは幕を閉じた。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
宇都宮さんが両日とも素晴らしい試合をしたと思っています。プレイヤー、そしてコーチ陣がそれに値する素晴らしいゲームを繰り広げていました。
今シーズンの宇都宮さんはケビン・ブラスウェルHCが亡くなられるという大変な困難を乗り越えていきながらやっていますし、彼らの姿を見て、HCも喜んでいるのではないかと思っています。
試合の中で自分たちに流れが来たタイミングもあったので、もしかしたらいけるというところが見えた部分もあったんですけれど、そこを自分たちのものにすることができずに、宇都宮さんが素晴らしい試合をして両日とも勝った。ということだと思います。
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