阪神近本離脱ショック!チームの危機に期待される「陰のキーマン」
またこの日の試合で2番に入った木浪聖也にも注目が集まる。今季は主に「恐怖の8番打者」として活躍、ここまで66試合に出場し、打率・287をマーク(3日現在)。下位から上位につなげることで得点に結び付けていたとあって、陰のキーマンとして、岡田彰布監督の評価も高かった。
2日の巨人戦でも4回に勝ち越し打を放つなど、最近は調子を上げてきている。犠打数もリーグトップを誇っており、つなぎ役としても様々な働きが期待できる。実際に近本不在の最初の試合となった4日の広島戦でも初回先頭の中野がショートへの内野安打をマークすると、続く木浪が見事送りバントを決め、一死二塁の形を作った。この回は得点に結びつかなかったが今後も、手堅く走者を進める役割も求められることになりそうだ。
首位を走るチームの象徴ともいわれたリードオフマンの不在をいかに乗り越えるか。岡田監督の采配含め、その戦いぶりに一層注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】首位を走る阪神 球界OBは好調・広島との3連戦を“ポイント”に 死球を受けた近本光司の「代役」に選んだ選手は?
【関連記事】「火の球ストレート」を持つ藤川球児氏が「あんな投手はいない」と語る最強投手とは
【関連記事】「本当に見えなかった」古田敦也氏・前田智徳氏・・・名球会選手たちがどうしても打てなかった「魔球」とは
1 2