「レッドブルでのキャリアは突然終わりを告げる」不振のペレスに待つ”試練の夏” 今後2レースが判断材料に
だが、「レッドブルのボスにとってテストでのニュージーランド人ドライバーのパフォーマンスは“物足りない”ものだったようで、ローソンの最速ラップタイムはチームが定めたベンチマークにコンマ2秒届かなかったという」とレポート。「彼の苦戦により、ペレスが直面しているプレッシャーを軽減する」と記し、22歳がレギュラードライバーの座を射止めるには不十分な結果だったと強調している。
同メディアは、「メキシコ人レーサーにとって状況は明確だ。ハンガリーやベルギーで印象的な走りを見せなければ、レッドブルのキャリアは突然終わりを告げる」とペレスの現状を説明しながらも、「しかし、もしローソンの準備が整わず、ユウキ・ツノダが不本意なままであり、リカルドのパフォーマンスが懸念材料であり続けるのであれば、ペレスがシーズン終了までレッドブルのセカンドシートに座ることになるかもしれない」と見解を示している。
それでも、今後2レースでのペレスのパフォーマンスが、首脳陣にとっての大きな判断材料となることに変わりはないだろう。34歳のベテランにとって、この夏は正念場の戦いに挑むことになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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